心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

実践力をアップしよう!

24.06.18

皆様、こんにちは。養護教諭コースの進藤です。

看護は“実践の科学”と言われますが、私は養護も同様に実践に重点を置くことが大切だと考えています。大学の授業や教員採用試験の受験対策では、多くの知識を学びます。しかし、知識だけでは学校現場で働くことはできません。そこで、授業では1年次から実技を取り入れています。

私が担当している1年生の「健康科学」の授業では、一般的な疾病の知識と並行して応急手当の初歩を学びます。そうして自他の健康を維持増進する力を身に付け、これから自分たちが守っていくことになる子供たちの「健康」について考えていきます。

1年生から応急手当の練習をします

2年生の「健康相談活動」の授業では、子供たちの心身に寄り添い支援していく方法を学びます。養護教諭の行う健康相談活動は、子供を総合的に観察し、学校内外と連携をとりながら、成長を見据え教育としての視点を持って関わります。

「子供に寄り添う養護教諭になりたい」と夢を持ち入学してきた学生たちも、いざロールプレイをしてみると、最初は会話を続けることにすら苦戦しています。子供役と養護教諭役でロールプレイした後に、観察者役の学生がフィードバックをしながら、徐々にスキルを身に付けていきます。授業の感想では、「実習で自信をもって子供に対応できるよう頑張りたい」など、具体的なイメージをもって取り組めているようです。

話す内容だけでなく、子供役の表情にも注目していきます

心とからだの両面にアプローチできる、実践力のある養護教諭を目指しましょう!

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