心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

1年生の積極的なボランティア活動

23.10.02

こんにちは!介護福祉コースの小櫃です。
今回は、1年生が夏休みに行った介護ボランティア活動についてご報告します。
大学生になって最初の夏休み、介護福祉コースの1年生には、介護福祉施設でのボランティアの課題が課せられていました。でも、これまでもどこで実践したらよいのか、多くの学生が戸惑うことがありました。そこで、長年受け入れていただいている事業所にお願いし、8月末に2日間ずつのボランティア活動が実現しました。
今回はその活動の一端をご紹介します。

ボランティア先は、個別機能活動に特徴のある通所介護施設です。

はじめ学生の多くは緊張のあまり、利用者さんになかなか話しかけることができなかったようです。しかしすぐに、スタッフの助け舟のお陰で、スムーズにお話ができ、笑顔で接することの大切さを実感できたようです。

学生たちが2日間の活動で特に印象に残ったことは、
・何ごとも信頼関係を築くことから始まること
・どんな状況であっても、その人がもっている能力を奪わないことの大切さ
・活動中手をつないだ時に「生きている強さ」を、感じたこと
・支えるつもりが、逆に自分の方が支えられていること、などでした。

今回の経験をきっかけに、さらに自宅近くの特別養護老人ホームでボランティアをしてきた学生は、自分の行動が利用者の生活に貢献できることもある、と実感できたようです。
このように、1年生の今回のボランティア体験は、2年次から始まる「介護実習」への動機づけにもなったようです。

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