介護・かいご・カイゴ② 活躍する卒業生
23.09.15
介護福祉コースの池田です。
今日は、私のライフワークである、「国民の介護力向上の取り組み」についてご紹介です。
わが日本は、2025年に団塊の世代が75歳となります。
かつてないほどの高齢者が増加するのに対して介護をする人が不足するといわれています。
2000年から始まった介護保険制度は、介護の社会化と言われ、
家族内で見ていた介護を社会全体で見ていこう! という意味合いがあります。
しかしながら、家で介護をする場合は、多少の家族の介護力が求められます。
介護が必要な人だけがハッピーではなく、介護をするもハッピーでいてほしいと私は考えています。
だからこその、介護力向上が求められるわけです。
聖徳大学には、聖徳オープンアカデミーといって、一般の方々が受けられる講座があります。
そこに、聖徳を卒業した介護福祉士(現役)が、一般の方々を対象に介護教室を開催しています。
介護福祉士は、施設や在宅で要介護者を介護するだけでなく、講師として介護者教室を開催することも仕事の一つです。
9月15日に行われたオープンアカデミーには、介護に関心のある方々がたくさん来てくれました。
大変ありがたいことです。
そこに、卒業生がはじめて講師として排泄介助について講義を行いました。
緊張していたと思いますが、参加者からのさまざまな質問に、実直に対応しており、
「さすが現役、説得力があるな~」と、こちらも感心してしまいました。
講座の最後には参加者から拍手をいただき、卒業生も達成感があったのではないかと思います。
卒業生は、今日を迎えるために、自分が話したいことをA4サイズの用紙にぎっしり書いて準備していました。
いろいろ無茶を言ってごめん。でも、授業の構成や資料も完璧でしたよ♡