心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

【第5回】毒蝮先生の授業【最終回!】

22.01.24

みなさん、こんにちは! 社会福祉学科助手の武田です。

今回で毒蝮先生の授業も今期最後となりました。 まん延防止等重点措置の開始が迫る中ですが、教室には30名弱の学生が講義を受けに集まりました。もちろん、感染対策のために窓を開けて(寒いので暖房をつけて)、座席の間隔も空けて座ってもらいました。

ちなみにオンラインで受講した学生も30名くらい。

今回は最後ということもあってか、毒蝮先生のお話はボリューミーでした。

俳優仲間のお話や、送り送られた新年の年賀状、ジャーナリストの田原総一朗さんの『堂々と老いる』という本の話(こちらはアマゾンやグーグルブックスで購入できますよ!)、フーテンの寅さんの他毒蝮先生が知る「四人のトラさん」の話。

それから、学生の書いたレポートへの返信。

ひとりの学生が、認知症や物忘れについて、日常生活について忘れてしまうことは大変ですが、とてもポジティブな考え方を示してくれていました。いわく、「忘れることによって増える楽しみがある。」そうです。

どういう意味だろうなと毒蝮先生がレポートを読み上げるのを聞いてみると、映画や本など、内容を忘れていると何度でも最初に見たときの感動を味わえる、ということだそうで…。

これには毒蝮先生も私も「な、なるほど…!」。

一般的にネガティブに捉えられることをポジティブに考えることは難しいことです。

しかしその学生はそういったユニークな視点を持っていて、そしてそれが毒蝮先生の授業で言語化され、誰かに頷きを与えることができたというのが、私にとっては素晴らしいことに思えました。

 

この5回の授業で、皆さんが学んだことは多かったと思います。 介護のこと、高齢者とのもしくは家族との接し方。年を取っていくということ。

1年生のみなさん、この学びを今後の学生生活…のみならず、これからの人生を生きていく糧にしてください。

社会福祉学科助手の武田でした。

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