社会福祉学科の養護教諭コース科目紹介『基礎看護』
19.06.05
こんにちは 火星人イシイです。
本日は、養護教諭コースの科目『基礎看護』の授業を紹介します。
「養護教諭の科目なのに、看護とは」と思われた、あなた!!養護教諭にとって看護は内包(内部に持っている)される部分だといわれており、学校という教育の場の支援に特化した形で行われています。
この『基礎看護』は、1年生の春学期(前期)の科目です。ということは、入学してすぐに学ぶ科目となります。
実際にどのような勉強をしているのかというと、発達課題(児童・生徒だけではなく家族を含めた)をふまえた関わりの検討を行ったり、保健室の環境(ベッドメイキング、車いすの操作、消毒方法など)を学んだり、児童生徒の保健室訪室時のヘルスアセスメントを話し合ったりと、盛りだくさんの内容です。もちろん、福祉に強い養護教諭を意識した授業を行っています。講義を受講するだけではなく、実習室で実際にベッドのシーツを整えたり、車いすで段差を超えたり、児童・生徒の役割も担ってどのように感じるかなど、様々な方法で学びを深めていきます。
学生は、これらの考え方や技術を【身につけること】を目標に、日々、努力しています。また、初めて学ぶ科目だからこそ、教員としては頼もしくなっていく学生の姿を間近でみられる醍醐味があるといえます。
さあ、学生の皆さん、今日も一緒に学びを深めていきましょう。
参考文献:岡田加奈子 他,改訂 養護教諭、看護師、保健師のための学校看護,東山書房