心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

【養護教諭コース】授業紹介-教職実践演習 :健康診断の事前指導

18.12.11

こんにちは❣ 養護教諭コースです。
本日は、4年生の授業「教職実践演習」の授業の様子をご紹介します?

「教職実践演習」では、これまで授業や実習で学んだことをもとに、養護教諭として実際に働くために必要な能力や技術等を身につけていきます。
今日は、健康診断の事前指導をテーマとして、グループごとに発表を行いました。

学校で行われている健康診断。実はこの健康診断は、養護教諭が中心となって行われています。
当日の運営だけでなく、当日までの準備や事後措置まで、すべて養護教諭が関わっていくお仕事です。
その中で、児童・生徒(子どもたち)への事前指導も、大切なお仕事のうちの一つです。
教職実践演習の授業では、目の前に子どもたちがいることを想定して、学生が健康診断の事前指導を実演してみました!

「内科」「視力」「聴力」…など、健康診断の項目ごとにグループをつくり、
プレゼンテーションソフトを使いながらの発表です。

指導対象の子どもたちの学年は、各グループごとに設定します。
小学校低学年から中学生まで…と対象は様々です。対象によって、指導に必要な配慮や工夫点も変わってきます。
「どうしたら子どもたちに伝わるか」。
実際に自分たちで身体を動かして説明してみたり、聴力検査で流れる音を試しに聞かせてみたり、とグループごとに色々な工夫が見られました。

また、健康診断の事前指導には教育的な意義があります。
スムーズに健診を受けられるように子どもたちに手順を教えるだけではなく、
”なんのために行うのか” ”普段からどんなことに気を付ければ健康でいられるのか” などを
子どもたちに考えてもらったり、”これから”に生かしてもらったりすることができるような配慮が大切です。

実習や学校でのボランティアなどを経験してきた4年生は、堂々とした姿でした。

事前指導の発表を通し、学生たちからは、
「伝えることの難しさを学んだ」といった声がきこえてきました。
教職の道へ進む学生はもちろん、一般企業を目指す学生も「どんな仕事に就くにも”相手の目線に立って伝える”ことが大切だと学んだ」と話してくれました。
4年生の皆さんは、今日の学びをこれからの社会生活に生かしていけるといいですね?

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