介護実習Ⅳ報告会
18.06.08
社会福祉学科の佐藤(ペガサス)です。
6/8(金)10:45~12:20、3805教室にて介護実習Ⅳ報告会が開催されました。
報告者である4年生は、3年生の春休み中に1ヶ月間の施設実習を行いました。
実習報告会では、学生各自が実習での学びや成果を報告します。
4年生の報告を聞き、私が一番に感じたことは、「相手の立場に立って考えることができている」「心のこもった介護実践ができている」でした。
例えば、「昼食づくりの際、自分も利用者と同じ目線で作業してみようと思い、座って取り組んでみた。しかし、ユニットの構造上、車いすに座ったままだと、できることに制限が生じてしまうと感じ、利用者のできる力を最大限に活かすために課題があると感じた」と利用者と同じ状況に自ら身を置いて改めてその状況を検討した学生、また、感染症対策や看取りの場面に遭遇した学生のエピソードも語られました。
発表後の先生方の講評にもあったように、今回の実習では「人を支援することが、いかに難しいことか」を改めて実感する機会になったのではないかと思います。
それが、介護の奥深さ、なのではないでしょうか。
お忙しいなか報告会にご出席いただいた山田学科長、介護福祉コースの先生方、ありがとうございました。