介護実習に向けて
17.07.10
社会福祉学科の佐藤(ペガサス)です。
介護福祉士を目指す3年生は、8~9月に2施設で実習を行います。
今回の実習では、利用者お一人を担当し、その方に必要な支援を考えるため情報収集をすることが達成目標の1つになっています。
実習と連動する授業『介護過程』における、事例検討の様子を紹介します。
情報収集では、一人の人間を理解するために、くらし/からだ/こころ等の幅広い視点から、その人を「まるごと」知る必要があります。
それは、容易いことではありません。ただ、これまでの授業を通して、何気ない日常生活の様子すべてが情報であるという意識&情報収集のために着眼すべき視点を身につけてきていることを、ディスカッション内容の変化から感じています。
実習中も私たち教員は巡回指導で施設を訪問し、学生の実践での学びをサポートします。利用者さんにとっての「より良い生活の実現」に向けて、大学での学びを現場で発揮できることを期待しています。