心理・福祉学部 心理学科 │ 聖徳大学

心理学科海外研修:ドイツ訪問4日目(ポンゴランド・ライプチィヒ大学)

25.02.21

心理学科ドイツ研修4日目は、ライプチィヒ市内にあるライプチィヒ動物園とライプチィヒ大学を見学しました。

ライプチィヒ動物園の一部であるポンゴランド(霊長類展示エリア)はヴォルフガング・ケーラー霊長類研究所による心理学研究にも使用されており、動物の行動実験などが行われています。

あいにく訪問時には研究活動は行われていませんでしたが、動物園スタッフの方の解説により、日頃どのような飼育や研究が行われているかの説明を受けることができました。またオランウータンやチンパンジーが試行錯誤しながら食べものを取り出す餌箱など、日頃の心理学講義で学ぶ行動獲得の様子を直接見ることもできる機会でした。

園内で昼食をとった後は、同じ市内にあるライプチィヒ大学に訪問しました。最初期の心理学者であるWundt,W.(1832-1920)が世界初の心理学実験室を立ち上げたのがこのライプチィヒ大学であり、彼の心理学ゼミナールが正式にカリキュラム化した1879年が現代心理学の元年とされています。この心理学発祥の地を訪問することがこの研修旅行の大きな目的の一つでした。

ライプチィヒ大学OBのガイドThomasによる案内のもと大学内を見学し、心理学部棟内部も見学することができました。

心理学の歴史の起源に触れるとても貴重な機会を得た1日となりました。

明日5日目はライプチィヒ市内見学ののち、フランクフルト目指して移動の予定です。研修旅行もあとわずかとなりました。

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