教員紹介
伊坪 淑子 (Yoshiko Itsubo) アンサンブル・ピアノ
声楽
職 位:兼任講師
■主な担当科目
学部
・オペラ演習
・外国語歌曲演習
大学院
・歌曲特殊演習D
・舞台表現演習
■専門分野・研究内容
特にイタリア語の詩が他の言語よりも歌唱やオペラスタイルにおける支配力に興味を持ち、数年前よりその最高峰と言われているダンテの『神曲』を勉強している。完全読破は2028年を予定している。
■略 歴
フェリス女学院大学音楽学部ディプロマコース修了、桐朋学園大学ディプロマコース修了。1997年よりパリでジェルメーヌ・ムニエ女史に師事。パリ市やその近郊で数多くの演奏会に出演。ナポレオンが眠るアンヴァリッド前の広場で一万人の聴衆の前で演奏。その模様は各局のテレビで放映される。2000年春に帰国。
ソロや室内楽だけでなく、N響などのオーケストラに鍵盤奏者として参加。2000年暮れにはベルリンフィルの首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックス氏と共演。
ピアノを故塚原瑛子、藤井一興、ムニエ各氏に、室内楽を菊池真美、野平一郎、ドイツリートを星野明子各氏に師事。
■ひとこと
音楽学部を目指す方へ:
ヨーロッパと一言で言っても、とてもヨーロッパは広く言語も文化も歴史もそれぞれであるので、大学で広く浅く勉強する中で、特にこれを一生涯追求したいと思うものを見付けられる場になってくれたら嬉しいです。
大学院を目指す方へ:
私たちの母国語でないものの音楽を学ぶには、その国の言語や詩を学ぶことがどんなに重要な事なのかと言うことを最近痛感しております。
2021年11月8日更新