教員紹介
浅井 寛子 (Hiroko Asai)
パイプオルガン
職 位:兼任講師
メール:asai.hiroko@wa.seitoku.ac.jp
■主な担当科目
大学院
・アンサンブル演習
・表現特殊研究
■専門分野・研究内容
・パイプオルガン
・バロック期の鍵盤楽器による即興演奏とその学習法について
■略 歴
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。在学中よりオルガンを始め、フェリス女学院大学音楽学部ディプロマコースオルガン専攻、東京芸術大学大学院修士課程修了。1991年、白川イタリアオルガン音楽アカデミーにてピストイア賞および白川賞受賞。ルネサンスから現代まで幅広いレパートリーをもち、ソロ、アンサンブル、伴奏など多岐にわたって演奏活動を行っているほか、カトリック教会の典礼音楽に力を入れ声楽や合唱指揮にも携わっている。
現在、カトリック麹町聖イグナチオ教会オルガニスト。聖徳大学音楽学部兼任講師、白川イタリアオルガン音楽アカデミー講師、BELUGAパイプオルガンクラス講師。即興工房TOKYO(TOKIF)主宰。
■主な研究業績
【共著】
『オルガンの芸術』(道和書院、2019年)
■ひとこと
音楽学部を目指す方へ:
楽器を演奏したり歌ったりする能力以上に、「音楽を聴く力」をどう育てていくか。長い音楽の歴史の中で、音楽は様々にその役割を変えながら発展してきました。一人の人生のなかでも、音楽はその都度意味を変え、機能を変えてわたしたちに語りかけます。楽器種やジャンルにとらわれず、音楽の基盤を捉えることを常に考えていきましょう。
大学院を目指す方へ:
音楽はコミュニケーション。「コミュ力」の高い音楽家を目指し、そのための技巧を探し続けましょう。
そのためには過去の名人がたどってきた道を追体験し、その背景を知り、その作法を自らの表現に取り入れる努力を続けることが大事です。興味のアンテナを常に張り巡らしていてください。
■個人ウェブサイト
2024年4月1日更新