【動画】聖徳オペラ《フィガロの結婚》オーディション報告 ~「音楽ワークショップ(オペラ)」の授業風景から~
21.05.01
みなさん、こんにちは。
今日は、先日行われた聖徳オペラ《フィガロの結婚》のオーディションの様子をお伝えしましょう。
このオーディションが行われたのは、「音楽ワークショップ」という授業科目のオペラユニットですお。音楽ワークショップは、オペラ、ミュージカル、合唱、吹奏楽の4つのユニットに分かれています。
この科目では、仲間と一緒に音楽や舞台を作り上げる事を通して、表現の実力をつけるだけでなく、問題発見能力やコミュニケーション能力などの「社会人基礎力」を身につけることを目指しています。
オペラユニットでは、歌唱や演技に興味がある人、制作や舞台に興味がある人、広報や企画に興味がある人など様々な学生が集って、自分のやりたいジャンルを極めます。中には、舞台制作の勉強をしながら、オペラも歌っている人もいます。
この時期、オペラユニットでは、毎年秋に行われる「聖徳オペラ」の公演に向けてオーディションを行います。昨年度の演目はモーツァルト作曲《フィガロの結婚》でしたが、コロナ感染症拡大防止のため、公演は中止となりました。
今年の公演も今後の状況により判断されますが、ひとつの公演に向けて、コツコツと勉強を積み上げることが、音楽を通して自らを育てることにつながると考え、感染拡大防止に細心の注意を払いながらオーディションを行いました。
今年の演目は、「今回こそは!」と《フィガロの結婚》。国内外で活躍するプロの歌手である先生方とともに、学生は合唱等で参加します。
その中で皆が目指すのが、バルバリーナ役と花娘Ⅰ・Ⅱの役です。今年も、思い思いの役で学生がオーディションにチャレンジしました。
結果は・・・
それぞれ、憧れの役を射止めた人たちに感想を聞いてみました。
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花娘Ⅰ Yさん
花娘Ⅰに選ばれてとても嬉しいです。
私はこれまでオーディションのある時はいつもチャレンジしてきましたが、今まで合格したことがなく、その度にショックだったので、そんな思いをしないために、受けないという選択をしそうになったこともありました。
しかし何事も逃げずにチャレンジすることが大切で、オーディションの日を迎えるための過程が、自身の成長に繋がると感じ参加しました。
花娘はアンサンブルなので、花娘Ⅱの人との美しいハーモニーを作れるよう、これからも一生懸命勉強していきたいと思います。
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花娘Ⅱ Mさん
今回は自分にとって聖徳オペラに出る最後の年になるため、例年とは少し違う緊張感をもってオーディションに臨みました。これまで役に選ばれた先輩方の背中を見ながら、いつか私も大好きな「フィガロの結婚」でオーディションに受かりたい!と思っていました。
役を頂いた今、これから沢山学ぶことや試練があると思います。それらを自分の糧にして、ぴかぴかの花娘として舞台に上がれるように自分を信じて練習に励もうと思います。
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バルバリーナ(こちら ↓ に演奏動画が含まれています)
〔動画BGM:高橋大海指揮、聖徳大学川並記念オーケストラ《フィガロの結婚》序曲〕
これまで聖徳オペラでキャストを演じた先輩方に憧れを抱き、いつか自分も先輩のように舞台上で豊かに表現をしたい!と思っており、今回バルバリーナ役を頂き大変嬉しいです。
オーディションに向けては、ご指導の先生から以前お話しして頂いた“オリンピック精神”を心に留め、オーディションまでの道のりを充実させることを大切に、学びを進めて参りました。オーディション当日は、緊張のあまり倒れそうな気持ちでしたが今までの学びを信じて歌い切る事ができました。
本番に向けて、焦らずに一歩一歩着実に学びを進めて参りたいと思います。
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さて、聖徳大学では他学部に授業科目を開放した、フィールドリンケージを行っています。
春学期から音楽ワークショップを履修しているIさんにフィールドリンケージについて伺ってみました。
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他学部から履修中のI さん
私がオペラの授業を受講しようと考えたのは、看護学科に進みながらも音楽を学びたいという気持ちが抑えきれなかったからです。
今までオペラに触れたことはなかったのですが、実際に音楽を専門に学ぶ方々と共にオペラの楽しさや、奥深さを知ることが出来る特別な機会を逃したくありませんでした。
受講中、他の方々の歌声を拝聴すると、同じ曲のはずなのに人それぞれ音色や表情のつけ方が異なっていて、その表現力に圧倒されると同時に、改めて音楽が楽しいと心から思います。
この貴重なチャンスを自分の糧にするべく、これからも頑張っていきたいです!
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音楽の力の大切さを痛感するこの頃ですが、この厳しい状況でも音楽の学びが留まることなく、前進してほしいものです。
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