音楽学部 │ 聖徳大学

聖徳オペラ《フィガロの結婚》の公演が行われました!

22.10.31


皆さん、こんにちは。
シリーズコンサート・聖徳オペラの公演が、10月22日(土)川並香順記念講堂にて3年ぶりに行われました。今年の演目はモーツァルト作曲《フィガロの結婚》。

先日は、公演の準備の様子をレポートしましたが(10月19日「聖徳オペラ《フィガロの結婚》まもなく本番です!」)、今日は公演当日の様子や学生の感想をご紹介しましょう。

《フィガロの結婚》大詰めの場面を迎えたソリストの先生方 <Foto: 佐久間 篤>

《フィガロの結婚》は本来上演時間3時間半の大作ですが、今回は90分に凝縮し、オーケストラと歌唱者たちが舞台上で動きを伴わずに演奏する「演奏会形式」で行われました。物語は、武田竹美先生によるナレーションで進み、森島英子先生が《フィガロの結婚》からの音楽をうまく挿入していくことで、よどみなく紡がれていきます。

舞台上に聖徳大学川並記念オーケストラ。指揮は佐藤宏充先生です。

武田竹美先生 <Foto: 佐久間 篤>
佐藤宏充先生指揮、聖徳大学川並記念オー ケストラ
<Foto: 佐久間 篤>

今回は演奏会形式でしたので、演技で大きく動くことはありませんでしたが、ソリストはそれぞれ衣裳を着ていますので、いま歌っているはどの登場人物なのか、客席の学生の皆さんにもよく理解できたたのではないでしょうか。

左スザンナ=宮部小牧先生、右フィガロ=青戸知先生
<Foto: 佐久間 篤>
中央伯爵夫人=西川あや子先生、右伯爵=藪内俊弥先生
<Foto: 佐久間 篤>
ケルビーノ=磯地美樹先生
<Foto: 佐久間 篤>
右端アントニオ=伊藤純先生
<Foto: 佐久間 篤>
左端ドン・クルツィオ=志田雄啓先生、左から3番目ドン・バルトロ=小野和彦先生、右端マルチェリーナ=加賀ひとみ先生
<Foto: 佐久間 篤>

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ソリストの中で、バルバリーナ役はオーディションで選ばれた大学院生でした。

バルバリーナ役Mさん

3年ぶりのオペラ公演に、そして私の大好きなオペラにソロキャストとして出演することができ大変光栄でした。久しぶりにオペラに出演しましたが、多くの人の努力で本番を迎えられること、ライトを浴びて歌えることに感謝の気持ちで本番を歌い切りました。[>>下に続く]

もうじき出番
<Foto: 佐久間 篤>
バルバリーナ役を熱演するMさん
<Foto: 佐久間 篤>

バルバリーナのキャラクターを声だけで表現することに苦戦しましたが、稽古期間を通して自分自身への新たな気づきが多く、収穫の多い充実の日々でした。また歌える日を目指して、精進します。

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さて、学生たちはこの公演に様々な形で参加しました。
まずは、舞台を支えるスタッフとして参加した学生たちの感想を聞いてみましょう。

Kさん(1年生)

いろいろな経験ができて、音楽ワークショップ(オペラ)を履修して良かったと思いました!

Iさん(3年生)

スタッフとしての動きを体験してみたくて今回のオペラのお手伝いをさせて頂きました。本番の舞台だけでは知ることのない演奏者の素顔や、舞台に出た瞬間の演奏者の変わりようを見て、ここでしか見ることの出来ない1番の特等席だなと思いました。演奏するだけでなく、サポートがあるからこそ公演が成り立つのだなと感じました。

楽屋でお手伝い
舞台の袖からみると…

Iさん(3年生)

演奏する舞台の裏で行われている作業を体験することができたことが良かったです。沢山の人の手で舞台が成り立っているということを実感しました。また、本番は合わせやゲネとは違った空気感を味わうことが出来て楽しむことが出来ました。

Mさん(4年生)

舞台裏の準備、景色を経験した事がなかったのでとても勉強になりました。

Iさん(4年生)

練習から本番までの流れや、空気感などを感じることができて良かったです。また、あらためてみんなで一つの舞台を作り上げることの良さや、楽しさ、達成感などを感じられました。舞台のお仕事にも興味が出たため、このような職につくことも良いなと思いました。

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次は花娘として合唱に参加した学生達です。

笑顔で歌い切りました① <Foto: 佐久間 篤>
笑顔で歌い切りました② <Foto: 佐久間 篤>

Hさん(1年生)

初めてオペラに参加させていただきましたが、プロの声楽家の方々の歌声を生で聴かせて頂き、自分も演奏者の一員として同じ舞台に立てたことはとても幸せでした。

Sさん(1年生)

初めての舞台が聖徳オペラだったため、とても緊張しました。でも楽しかった!

本番までの時間は大切
花娘へと変身していきます

Tさん(1年生)

プロの方達の舞台稽古の様子を授業で見ることができて、毎回とても楽しかったです。出番が短くても、衣装やメイクの用意はソリストの方達と同じように仕上げなくてはならなくて、本番の日でさえ、舞台に立つ時間より準備の時間のほうが長いことに驚きました。本番を仕上げるには、想定よりずっと大変なことがわかりました。

Yさん(3年生)

固くなってしまう表情を明るい表情にすることが私の課題でした。本番が1番明るい表情で合唱できたと思います。また、裏方の方々の力は大きいものだと改めて感じました。みんなで一緒に一つの作品を作るという貴重な経験が出来て良かったです。

最後の注意
いよいよ舞台へ向けて出発

Oさん(4年生)

久しぶりの聖徳オペラで、反省点も多かったのですが、ステージに立てて嬉しかったです。

Sさん(4年生)

今回のオペラ公演が成功するまで、久々の公演で自分の舞台感覚が戻るのか、コロナ禍で1人も欠けることなく本番を迎えられるか不安でしたが、そんな不安を吹き飛ばす充実した公演ができてとても感動しました。また来年も更に成長した姿で公演を迎えられたらと思います。

いざ本番!
衣装スタンバイOK

Oさん(4年生)

ナレーションが入って分かりやすく面白い公演だったと思います。西川先生の伯爵夫人がとても好きで、今回も楽しみにしていました。全幕聴ける日を楽しみにしています。

Oさん(4年生)

久々のオペラのインペクとして合唱をまとめるのがとても大変でした。先輩方にたくさん頼ってしまいましたが、ドンと構えた先輩方に安心感を感じました。合唱自体はとても素晴らしくできたと思いました。演技付きで全幕やらなかったのは残念でしたが、大学生活最後の年に聖徳オペラに出演できてよかったと思いました。また機会があったらぜひ関わりたいです。

カーテンコール① <Foto: 佐久間 篤>
カーテンコール② <Foto: 佐久間 篤>

Kさん(聖徳大学SOA音楽研究センター研修員)

とにかく楽しかったです。大きい舞台では、自分の周りの音の聴こえ方がいつもと異なるという感覚を久しぶりに感じられました。オーケストラで歌えたことも幸せでした。

花娘たち集合!(楽屋口にて)

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久しぶりの生の公演に携わった学生たちには、たくさんの収穫があったようですね。今後、さらに大きく成長してくれることでしょう。

スタッフを含め、全員でパチリ! <Foto: 佐久間 篤>

*音楽学科長 島崎智子(声楽)

過去の聖徳オペラの公演記録は こちらのページ にまとめてあります。

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