音楽学部 │ 聖徳大学

音楽療法の現場で実習~参加する方々の機能を最大限引き出す~

17.07.15

音楽療法コース3年生には「音楽療法実習」という科目があり、コースの学生全員が履修します。現在、介護老人保健施設において2グループに分かれて実習を行っています。

認知症高齢者対象のグループの学生たちは、入所者のお部屋に行って参加をお誘いし、車椅子を押してセッションの場にお連れすることから始まります。「めだかの学校」、「鐘の鳴る丘」などの懐かしい歌や、歌に関連した写真等を使いながら、参加する方々の機能を最大限引き出すセッションに取り組んでいます。

デイサービスのセッションを担当するグループでは、学生たちが参加者の機能維持のために懐かしい歌と様々な刺激を提供し、リハビリテーションになるような内容で取り組んでいます。最近では、他のリハビリに参加する時間も惜しんで「早く音楽療法に参加したい」とおっしゃる方もおられます。
実習学生からの感想をご紹介しましょう。

* * *

「実際に現場で音楽療法をやってみると、良かったことと改善すべきことを肌で感じることができるので、とても力がつくと思います。」

「高齢者の方と一緒に音楽を作り上げていくことにとても魅力を感じています。」

「実習では難しさを感じるとともに、楽しくて時間があっという間に過ぎていきます。回数を重ねるごとに少しずつ参加者の方々の活動への参加が活発になるなど、効果を実感でき、とても勉強になります。」

* * *

7月23日(日)のオープンキャンパスでは、体験授業「見て・聴いて・触れて―音楽療法を体験してみよう」を実施します。今までの音楽の経験を音楽療法の分野で活かしてみたいという方は、ぜひ参加してください。オープンキャンパスの詳しい情報は、まもなくお知らせします!

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