公衆衛生学実習
19.08.26
みなさん、こんにちは
今日は“公衆衛生学実習”の授業について紹介したいと思います。
今回は作業環境測定の大気試験の一部を紹介します。
この実験は、教室や実験室、廊下などの学校内を様々な器具を使って室内環境の測定をします。
この器具は、『騒音』を測定する時に、実際の授業で使われている騒音計です。
「学校環境衛生基準」では、教室内ではLAeq50dB(デシベル)以下が望ましいそうです。
この器具は、『室内気体濃度』を測定します。
採取器(右)に気体検知管(左)を差し込んで使用します。
測定する気体は、二酸化炭素、一酸化炭素、ホルムアルデヒドです。
採取器の上部のレバーを思いっきり引っぱり、気体を検知すると検知管の色が変化します。
このほかにも、気温、気湿及び気流、感覚温度、照度などを測定して
実験結果と基準値を比較して、室内環境の評価をしていきます。
作業環境測定のほかに、公衆衛生学実習では、生体環境測定や統計の実習の授業があり、
実際に自分の手で実験を行うことで、公衆衛生の知識を深めていきます。