去る12月10日に、大学主催イベント「ジュニア夢カレッジ3」が開催されました。この企画は2015年より毎年開催されており、近隣の小学4年生～中学3年生を対象に職業体験をしてもらおうという企画です。幼稚園教員・保育士や看護師など、聖徳大学ならではの職業だけでなく、音楽療法士、心理カウンセラー、グラフィックデザイナーなど、ちょっと珍しい職業もあります。人間栄養学科からは昨年に引き続き、「管理栄養士」のお仕事体験が行われました。今回のサブテーマは、「高齢者の食事を体験してみよう！」です。

まず、スライドを使って管理栄養士のお仕事の説明、資格の取り方、どんな職場で働いているかを説明しました。そして、今回のサブテーマである「高齢者は自分たちと何が違うんだろう？」ということについて、みんなで考えました。

午後はいよいよ調理実習です！

みんな、エプロンと三角巾を付けて、準備万端。

大学生のボランティアスタッフの皆さん達です。

こちらは「キーマカレー」チーム。みんな、普段からお手伝いをしているとのこと。この後、玉ねぎのみじん切りも頑張りました！とっても上手に切れました。

こちらは「ツナサラダ」チーム。高齢者が食べにくいトマトの皮。初めて「湯むき」を体験しました。キャベツやキュウリも上手に切れました。

こちらは「フルーツ牛乳かん」チーム。今回は、飲み込むのが難しい高齢者でも食べやすい「介護用寒天」を使用しました。女の子らしい、かわいい盛り付けが出来ました。

今日の献立です！キーマカレー温泉卵添え、ツナサラダ、フルーツ牛乳かん、牛乳。
盛り付けも子供たちが考えました。

2時間前にお昼ご飯を食べたけど…やっぱり、自分たちで作った料理はおいしい！みんなモリモリ食べました。野菜もいっぱい食べました。

今回のカレーには、市販のカレールーは使っていません。参加した子供たちからは、「カレールーを使わなくてもカレーが出来るって、初めて知った！」「高齢者の事がわかって、勉強になった」「お母さんのお手伝いをもっとしようと思った」などなど、たくさんの感想が出ました。

みんな、自分の夢に向かって頑張ってほしいと思います。参加してくれた皆さん、ありがとうございました！

（報告：講師担当　給食管理学研究室　廣木奈津）

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