保育科授業紹介【保育内容・言葉】その①
17.10.24
- 今回は金玟志先生の「保育内容・言葉」の授業に潜入、学生たちの様子をスクープ致します。
この授業は「言葉」の持つ魅力を感じつつ、多くの人が乳幼児期に幼稚園や保育所で先生から読んでもらった経験がある絵本の読み聞かせを通して、読み聞かせをする際、子どもが絵本の世界にどうやったら入りやすくなるのか、そのためにはどのような言葉をかければ良いかを考えます。
この日は第1回目として、まずは自己紹介を通して、自分の名前の頭文字から面白い「言葉」を探し、楽しむというもの。
例えば、金玟志先生であれば、
き キムチが美味しい韓国から来ました。
む 難しい言葉は言えない外国人です。
みん みんなのような可愛い姫君を産みたかったのですが、
じ 自分に似た二人の息子の母親です。
こうして自分にも興味を持ってもらい、遊び感覚で言葉探しをしていきます。
さあ、学生の番です!
悩みつつ言葉を探していく学生たち。
聞いている側も期待しながら、言葉を待ちます。
時にはジョークを入れつつ、教室は笑いに満ちていきました。
こうして言葉の魅力に気づいた学生たち。
金先生が読み聞かせをする絵本の言葉にも、じっくりと耳をすませました。
今度は学生たちの番です。自分たちで持ってきた絵本をじっくり読み込み、絵本の魅力を味わいます。
「子どもたちが絵本から何を感じてもらいたいのかな?」
「絵本の中で私が好きな場面は?」
そして授業は、絵本から浮かんでくるイメージをもとに、子どもたちが引き込まれるような視覚的教材を作ってみることに。
こうして、絵本を読む前の子どもたちの気持ちを絵本の世界に導く「導入」へとつながっていきます。
さあ、学生たちはどのような導入を考え、絵本を読んでいくのでしょうか。
それはまた次回ご紹介いたします。