短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

授業紹介【児童文化Ⅱ~2】折り紙あそびから育まれる保育者の心⑤

20.03.20

成果発表「どうぞのいす」 折り紙あそびを中心に、保育者としての心を育てる児童文化Ⅱ~2。学習成果発表の報告をします。   子どもたちが大好きな絵本「どうぞのいす」を基に、ホイクカ女子は自分たちが表現したい世界を創造しました。この物語の小道具は折り紙で作りました。

どんぐりくりを一つ一つ丁寧に手作りしました。他にも木やイスなどの大道具やお面も工夫して作成しています。   それでは、はじまりはじまり~

うさぎさんが、ちいさなイスをつくりました。 たてふだには「どうぞのいす」と書きました。 うさぎさんが立ち去ると、そこにろばさんがやってきました。

「ど・う・ぞ・の・い・す」って書いてある。

どんぐりをたくさん拾って疲れちゃったから、このイスにどんぐりを置いて一休みしよう。

ろばさんが一休みしていると・・・

くまさんがやってきました。「どうぞのいす」にはどんぐりがたくさん置いてあります。 「なんて親切なイスだろう。どうぞならば遠慮なくいただこう。」

ぱくぱく もぐもぐ ぱくぱく もぐもぐ   こうしてくまさんは、すっかりどんぐりを食べてしまいました。 「でもからっぽにしてしまっては、あとのひとにお気の毒。」 代わりにはちみつを入れました。   この後、きつねさんがやってきてはちみつを食べました。でもやっぱりからっぽにしては、あとのひとにお気の毒。代わりにパンを入れました。

最後にやってきたのは、りすさん。

りすさんはパンを全部食べてしまいました。 代わりにくりをたくさんかごに入れ、イスに置いていきました。

目を覚ましたろばさんはびっくり!!   どんぐりくりになってる!! 「どんぐりって、くりのあかちゃんだっけ?」 ~おしまい~   今回の発表は、ホイクカ女子もよく知っているお話です。発表者のセリフ回しを観客が楽しんでいる様子が印象的でした。楽しんで演じ、表現することが、保育者にとってとても大切なことだと実感できたのではないでしょうか。ホイクカ女子の充実した表情が物語っているように感じました。

以上、担当は森岡でした。

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