おねえさん先生になりました!
25.10.27

ホイクカ女子も1年生の秋学期になると、いよいよ初めての実習を迎えます。
ホイクカでは聖徳大学附属幼稚園千葉県内4園、東京3園の7つの幼稚園に分かれ、クラス毎に実習を行います。
子どもたちにとっては、実習生とはいえ「先生」になります。初めてのことはドキドキと緊張しますが、「おねえさん先生」と呼ばれると、いよいよ自分も「先生」なんだと嬉しくなりますね。
今日はそんな初めておねえさん先生になったホイクカ女子Oさんの実習の様子をご紹介します!

ホイクカ女子は実習期間中に「部分実習」と呼ばれる一つの大きな課題に挑みます。
登園して自由遊びをしている子どもたち。いつもは担任の先生がお話をしますが、「部分実習」はそんな担任の先生に変わって、お片付けから、絵本の読み聞かせまでの保育の15分間ほどを自分ひとりで行います。
自分の言葉がけで、子どもたちがちゃんと動いてくれるか、いよいよ緊張の時間が始まります。

Oさんが実習を行なっているのは5歳児まつ組さんです。まずは登園してきた子どもの出席確認などを指導担当の先生と行います。
「皆さん〜お片付けして下さ〜い!」
おねえさん先生に言われて、遊びに夢中になっていた子どもたちからは「え〜」っと悲鳴が…
するとおねえさん先生「お片付けした後は、楽しいことが待ってるよ!」と声をかけると、子どもたちは「え?!なになに?」とすっかりワクワクな表情に変わりました。
すっかり子どもたちと良い関係性を築いています。

おトイレを済ませた子どもは、待ちきれないと先生が座る椅子の前に陣取ります。

おねえさん先生は、とある「秋のもの」を持ってきていました。さて、なんでしょう。
子どもたちからは次々に「まつぼっくり!」「落ち葉!」「どんぐり!」と秋を感じる木の実や落葉を思い浮かべながら言い出しまします。秋の宝物が10個も出てきたところで、
「実は…」と取り出したのは、「どんぐり」が入った瓶が2つ。
一つはまだ青い実の緑色どんぐり、そしてもう一つは茶色くなったどんぐりです。

そんなどんぐりの話から、絵本『どんぐりころころむし』の読み聞かせが始まりました。
とある男の子が林で緑と茶色ののどんぐりを見つけて、ポケットに詰め、持って帰って瓶に詰めるお話。瓶に入れてたら、いつの間にか色が変わり、みんな茶色になってしまいます。すると小さな穴が!そこから出てきたのは「むしさん」でした。そんなむしさんを最後は林に返してあげる優しいお話。絵本には「ぽろん」「ぽろりん」「むくむく」などたくさんのオノマトペがあり、音も楽しめる素敵な絵本でした。
子どもたちはすっかり絵本の世界に入っていきました。

読み終わったら、おねえさん先生が取り出したのは、緑色のどんぐりが中心にある画用紙。
絵本の中で色が変わったね、と話しながらいつの間にか画用紙のどんぐりもみるみるうちに茶色に変わります。
「あ!穴がある!!」子どもたちがどんぐりにある黒い点を見つけました。
「ほんとだ!穴があるね!!」とおねえさん先生。
その穴をめくると…

ちゃんとむしさんがいました!!
「みんなむしさん好き?嫌いな子もいるよね。でも、生き物だから大事にしてあげようね。」
絵本の読み聞かせで感じてもらいたい「命の大切さ」も伝えることができました。

素敵な読み聞かせの後は、「おはようのうた」の弾き歌いをして、すっかり「先生」になっていました。

瓶いっぱいのどんぐり拾いもして、やり切った充実感に溢れた笑顔が魅力的なOさん!
夢だった「先生」の第一歩を踏み出しました!

担当は春日でした。
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