短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

病院実習の代替演習です ~学内の「小児保健演習室」で行ってまいりま~す🍀

22.01.28

例年ですと、秋に小児病棟での実習が行われるのですが。。

昨年度から蔓延しているコロナ禍の影響により、病院実習は行えませんでした。

でも、そうはいっても「医療保育」を学びたい!という学生さんたちに

学内でできる学びの方法を考えて、いくつもの演習を行いました。

その中からいくつかをご紹介したいと思います。

 

まず、「入院する子どもの環境を整える」学習からの一場面です。

 

 

入院している子どもは、ベッド上で過ごすことが多いので、ベッドの上を安心・安全な場所として整えることはとても大切なことです。ベッドメーキングを行ったり、子どもが安全にすごせるよう、ベッド上の整理整頓について体験を通して学習しています。ほこりが飛ばないようなシーツ替えの工夫や、小さな入れ物がベッド上にあるだけで、子どもの踏み台となってベッドから転落する危険があることなど、沢山の学びを得ていきます。

 

次に、「入院する子どもの生活を支える」学習からの一場面です。

 

 

保育士は入院する子どもの生活全般に関わるため、寝たきりの子どもの食事の援助方法や点滴をしている子どもの移動の援助方法についても体験を通して学習しています。入院している子どもにとっては、食事も治療の一環なので、楽しい雰囲気づくりに配慮しながら介助を行ったり、慣れない点滴スタンドをもっての移動を危険の無いように援助するなど、沢山の学びを得ていきます。

 

最後は、「入院する子どもの豊かな生活を支える」学習からの一場面です。

 

 

テーマは、「入院して間もない子どもの不安を軽減するための遊び支援」です。

体の不調や家族との分離など、不安を抱えた子どもに「遊び」を通して関わることを学習しています。

上の写真は、手前が子ども役、奥が保育士役で、子どもに好きな動物の絵を描いてもらっているところです。絵を台紙に貼り、はさみで切ってパズルにして遊ぶというものです。

下の写真は、手前が保育士役、奥が子ども役で、「ふわかる紙粘土」でお弁当を作っているところです。手前のかごは、弁当箱に見立てています。

それぞれの学生が指導案を立て、模擬保育として行っているところです。

配慮したところは、子どもが疲れないように、また、不安な気持ちを遊びを通して軽減できるように、そして、保育士と作ったものを使って、面会に来た家族の人たちとも遊べるように、というところです。

 

本来ならば、小児病棟での実習を行うのですが、それに代わるものとして学内演習という形でいくつもの体験的学習を行いました。子どもの立場になって考える、ということはこういう場面でも生かされています!

担当は鹿島でした🍀

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