短期大学部・保育科 │ 聖徳大学

授業紹介 保育内容言葉

21.05.28

2021(令和3)年度がスタートしました。新型コロナウイルスの感染拡大は気を付けなければなりません。保育科の学生の皆さんも、十分注意を払い、対面授業に臨んでいます。 今日は、キム先生の「保育内容・言葉」の紹介です。 今回の授業は、単元「児童文化財の実践」に合わせ、学生が事前に準備した絵本の読み聞かせを実践してみる授業です。 多くの保育現場で、絵本の読み聞かせの前に手遊びをする姿を見かけますが、今回はあえて手遊びはせず、読み聞かせをする絵本の中から “子どもに感じてもらいたい・気付いてもらいたい” 事柄を意識した語り手の「ことばかけ」に注目した発表です。 絵本の読み聞かせも緊張するのに、聞き手の子どもたちの絵本の世界への扉をどのような「ことばかけ」で開けば良いのか、悩みながら準備してきました。

  ↑授業開始です。教室を絵本の読み聞かせができるように机・椅子を移動します。

↑会場ができました。 実践的な授業ですね・・・おしゃべりはありませんが、準備から活気が伝わります。  

先ず、対象年齢と読み聞かせをする場面を話し、壇の上にあがります。保育実習を想定して、エプロンも着用しています。 「D 組のみなさん~!」と元気の良い挨拶からいよいよスタートです。保育所実習も近いので真剣そのものです。  

↑今日の授業のために準備にも時間をかけました! 色がついてない花びらや葉っぱの絵からクイズ形式で何かを当ててもらいます。絵カードをめくった瞬間、色鮮やかな葉っぱや絵から、自然と聞き手に季節を感じてもらいます。  

発表者の学生さんも、子ども役の学生さんも真剣です!  

キム先生も真剣です(当たり前です)

声に強弱をつけたり、後ろの人にも良く見えるような大きさや色合いのペープサートを用意したりと、導入にも工夫がありますね。

絵本の持ち方、声のトーン、ページのめくり方、どれをとっても実践的です。  

学生の発表後、キム先生からの講評です。導入教材の持ち方、「ことばかけ」の部分において実践的に見本を提示しながら説明を加えていきます。  

真剣に聞き入る姿がありました。 自分の発表以外、友だちがどのような「ことばかけ」をするのか、学び合いが深まります。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リモート授業と対面授業の組み合わせ、リモートで準備をした結果を対面授業で確認できました。 実習に向けてより気持ちが高まりました。  

担当は檜垣でした。

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