人間栄養学部・人間栄養学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】社会福祉学科とのコラボレーション授業① ~Human Linkage

21.06.01

今回は、人間栄養学科4年生の「臨床栄養学Ⅳ」をご紹介します!

 

管理栄養士の重要なスキルの一つ、「多職種連携」。

いろいろな場面で、違う職種の方々と話し合いを重ねながら、対象者に一番最適な栄養管理を考えていきます。

学生時代に他の職種の方々と勉強するチャンスはなかなかありませんが、この他学科とのコラボレーションは、聖徳大学ならではの強みを生かした、貴重な機会です。

7月に予定しているコラボレーション授業に向けてた事前学習として、今回は社会福祉学科豊田宗裕先生に「多職種連携の必要性 について」をテーマに、ソーシャルワークの視点からご講義をして頂きました。

特に在宅介護の現場では、最初に相談が寄せられることが多い「ケアマネージャー」や「ケースワーカー」。実際に高齢者やご家族の対応をする「社会福祉士」など、介護の現場で活躍する「ケアワーカー」や「ソーシャルワーカー」と呼ばれる方々の仕事内容等を分かりやすく説明して頂きました。

ニュースなどでよく聞く職種の違い、あまり理解していませんでした…。

超高齢化社会を迎えた日本。
地域で高齢者をどう支えていくか、厚生労働省も試行錯誤の最中です。


私たちも、普段から考えていかなければいけない問題ですね。

 

授業後、人間栄養学科の学生からはこんな意見が寄せられました!

・情報収集は1人で行うと大変ですが、多職種と連携し、その道のプロからの正確な情報を入手し、共有することが大事だとわかりました。
・福祉の仕事のイメージが介護をするというイメージが強かったため、今回のお話を聞いて直接的な援助だけでなく相談にのりその人の生活環境をより良くするための調節も行っていることが分かり福祉士の仕事が理解できました。
・福祉職という言葉を耳にすることは多かったのですが、その中でも細かく対象者やその人の状態に応じて名称が分かれていることを初めて知ることが出来ました。
・私は保育園に就職するのですが、福祉士の方とも連携する可能性があることを知り、コラボ授業が一層楽しみです。福祉学科の方と意見や視点を共有しながら、社会に出たときのスキルアップを出来るよう頑張りたいと思いました。

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