【授業】卒業生の講義 ~ 管理栄養士活動論 ① ~
21.01.22
今回ご紹介するのは「管理栄養士活動論」です。
この授業は「専門職業人として科学的根拠に基づいた管理栄養士の視点について学ぶ」というサブタイトルのもと、様々な現場でご活躍中、又はご経験のある先生方に詳しくお話しして頂く授業です。
管理栄養士が活躍する現場は、年々広がっており、多岐にわたります。
今回は学生に人気の高い「保育の現場で活躍する管理栄養士」として、大学卒業後、保育園・認定こども園で栄養士として活躍していらっしゃる川村奈美子先生にご講義をお願いしました。
初めて講義するとあって、ちょっと緊張気味の川村先生。入念に原稿をチェックしていらっしゃいます。
御講義の中では、栄養士の1日の動きだけでなく、食物アレルギーの対応や数年前から本格的に始まった「認定こども園」についてもお話しいただきました。
経験豊富な川村先生ならではの充実した内容でした。
こちらは実際の行事食をご紹介いただいているところです。
クリスマスやひな祭りだけでなく、七夕やお月見など、日本古来の行事も取り入れていらっしゃるとのこと。
こちらは食育の様子。
学生時代に「栄養教諭」の資格も取得された川村先生だからこそ、対象者に合った食育ができるというもの。
学生からの質問もたくさん出ました。
先生の緊張もだいぶほぐれてきた様子。
授業後のリフレクションシート(授業振り返り)では、
「具体的なお話を伺えて、保育園の現場も視野に入れて就職活動をしたくなった」
「食物アレルギー対応の難しさを痛感した」
「卒業生の方のお話、ということでとても親近感がわいた」
「同じ保育の現場でも、勤務体系はいろいろあることが分かった」
など、たくさんの発見があったようです。