卒業生から:小児病院で働く管理栄養士です
18.10.22
医療法人土屋小児病院に勤務する山下優美(学部11期生)です。
私の勤務する、土屋小児病院は地域の医療機関と協働・小児医療の基幹となる地域のかかりつけ医療機関です。
以前は、急性期病院に勤めていたのですが、小児病棟を担当した時に、成長の早さ・対応の細かさに刺激を受け、乳幼児の食事に対する興味が強くなり、現在の小児病院へ転職しました。
小児病院での、私の大きな役割は「給食管理」「栄養管理」「栄養指導」です。
給食管理では、献立作成や食数管理などを行います。
長い入院生活のなかで、こども達が楽しんでもらえるよう、行事や季節に合わせた献立の考案にも力を入れています。
【七夕の献立】
【こどもの日の献立】
こどもは成長が早く、病状の変化も大きいので、ひとりひとりに合わせた食事の提供が必要になります。
そのためには、体重や身長、身体所見や検査結果から栄養状態を把握・管理することが重要で、医師や看護師など多職種との連携が不可欠です。私も申し送りに参加して患児の情報収集・情報交換をします。
こども達が「美味しい」と喜んで食べてくれたときや、「管理栄養士さんのいうとおりにしたら検査値が良くなったよ」と声をかけてくれたときは、とても嬉しいです。
今後も管理栄養士としてこども達の力になりたいと思います。
※写真の掲載については、事前に本人の承諾を得ております。