人間栄養学部・人間栄養学科 │ 聖徳大学

『3・1・2弁当箱法』体験セミナー 第2弾

20.03.19

 昨年度に引き続き、3年生の栄養教育論実習の授業で「ごはんの適量を学ぶ『3・1・2弁当箱法』体験セミナー」を実施しました?✨

「3・1・2弁当箱法」詳細については2019.3.28の授業紹介をご覧ください。

 

初めに講師から「3・1・2弁当箱法」の開発のねらいとコンセプトについて講義を受けたあと、学生は弁当箱に詰めるおかずづくりです。

班ごとに分担して調理しました??‍?

写真1と2は出来上がった料理をテーブルに並べたところです。

主菜は、定番の唐揚げと卵焼きにあじのさんが焼きです。

あじは三枚におろし、皮と骨を除き細かく切って生姜と味噌を加えて包丁でよくたたきます?

3年生ともなると、三枚おろしも慣れた手つきです(´ω`*)

副菜は、かぼちゃとさつま芋のサラダ、パプリカとれんこんのマリネ、炊き合わせなど、付け合わせのトマトの赤、ブロッコリーの緑も加わり、彩りがきれいです?

写真1 完成したおかず

写真2 完成したおかず

 

 

おかずは授業開始から30分で手早くおいしく完成しました?

次は「3・1・2弁当箱法」の5つのルールに基づき、お弁当の完成をイメージしながら、写真3のような食事の設計図を作成します。

写真3 弁当の設計図

 

次に、各々が設計図の通りおかずを弁当箱に詰めていきます。

その前に!写真4のように普段使っているごはん茶碗に、いつも盛り付けているようにごはんを盛り、計量しました。

「3・1・2弁当箱法」では、主食のごはんは3の割合に当たる量が適量なので、弁当箱の半分を占めるはずです!

弁当箱に詰めたごはんの量を計量して比較してみると、いつもの盛り付け量の2倍になる学生も?。。

学生の多くが普段食べている量が少ないことを実感しました。

適量のごはんを弁当箱に詰め直し、写真5と6のように主菜1と副菜2の割合でサラダ菜を使って仕切りをしながら、すき間なくしっかり詰めることができました。

しっかり詰まっているかどうか講師からチェックしていただきました?

写真4 ごはんの計量

写真5 おかずを詰める作業中

写真6 お弁当のフラワー

 

 

 

次は、班ごとに一人分の弁当箱のごはんとおかずを、写真7のようにいつも使っているお茶碗、皿、小鉢に盛り直します。

これで普段の食事の「適量」がどのくらいか、と「バランス」がいいかどうかをチェックできます。

体験セミナー後は、学生から「自分の適量の食事を知ることができた」「料理を詰めることが難しかったけれど楽しく学べた」「お弁当がおいしかった」といった感想がありました?

「3・1・2弁当箱法」は、対象者に合わせてごはんの適量を教えたり、普段の食事でバランスのチェックに使ったりすることができます。栄養教育のツールとして学生がさらに学びを深め、上手に活用していくことを期待します?

写真7 普段の食事の適量を知る

 

 

 

このセミナーは、公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構による令和元年度 ごはんの適量を学ぶ「3・1・2弁当箱法」体験セミナー事業の実施協力校として本学で行われました。

 

 

(栄養教育学研究室)

 

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