老人保健施設で頑張っています！

こんにちは!!
老人保健施設「くるみ館」の給食課に勤務している管理栄養士の萩ノ谷舞(学部13回生)です。「くるみ館」は水戸市で初めて、老人保健施設として認可されました。老人保健施設は、介護保険に基づく施設で、病院と家庭との中間的な役割を果たす施設です。「くるみ館」では、看護・介護やリハビリテーションを中心とする医療ケアと、日常生活サービスを提供し、介護を必要とするご高齢の方の心と体の自立を支援することで、住み慣れた家庭や地域への復帰を目指しています。また、平成30年度の介護報酬の改定に基づき、リハビリテーションにより一層の力を入れ、より多くのご利用者様に在宅に復帰していただけるように
取り組むことで、いち早く超強化型老健にも登録されました!!
「くるみ館」は、北水会グループに属しています。このグループは、茨城県内に高齢者福祉に関する様々な施設の運営、社会貢献活動をしています。グループ内のどこの施設に行っても美味しい食事を提供できるよう、クックチル方式を採用しセントラルキッチンで作られた食事を各施設に配送し、施設のサテライトキッチンで、利用されている方々のご希望や身体状況に合わせて最終的な調製をしています。「くるみ館」の食事はサテライトキッチンで調製しご利用者様に提供しています。
このため、私のように施設で働く管理栄養士は、日々の献立の作成を行っておりませんがグループ内の食事の質を高めるため、月に１回の施設の管理栄養士が集まって栄養会議を行い、より安全で安心な美味しい食事を提供するために様々な工夫を行っております！私も時には厨房に入って調理作業を行い、美味し食事作りの実践もしています。
また、「くるみ館」では、月に1度様々なイベントがありご利用者様に楽しんで頂ける食事やおやつを提供しております。
この他の日常業務としては、栄養ケアプランの作成を行い、ご利用者様の栄養管理を担当しています。大学で学んだことを実際に活かせる場面があり、新しく学べることがあるので日々勉強になります。
ご利用者様の中には顔を覚えてくれた方もいらっしゃり、食事の感想をおしゃってくださったり、見かけると声をかけて下さったり手を振ってくださるのでとても嬉しい気持ちになり、頑張ろうという気持ちにさせられます。
「くるみ館」で働き始めて1年あまり。まだまだ、学ぶことも多い日々です。大変なこともありますが、管理栄養士としてやりがいがあり、楽しく過ごしています。

※写真の掲載については、事前に本人の承諾を得ております。