人間栄養学部 人間栄養学科

聖徳大学のビーカーくんとそのなかまたち ~ちょっと真面目な実験器具の紹介~

18.05.10

世の中には、いろいろなジャンルの愛好家、いわゆる○○マニアの方々がいらっしゃいますが、実験器具マニアも多いということに気が付きました。そのきっかけとなったのが、実験器具をイラストで紹介した『ビーカーくんとそのなかまたち(うえたに夫婦著・誠文堂新光社)』。

みなさんはご存知ですか?ご存じない方は、ぜひ一度、書店で手にとってください。キャラクター化された実験器具たちの姿が可愛くて、親しみがわきますよ。今より少し「理科が好き」になれるかもしれません。

本の紹介はこのくらいにして、ビーカーくん人気にあやかって、今回は、我が研究室で所有している実験器具の一部を紹介します。

 

§1§ ビーカー


と~っても小さなビーカー(10mL容)から、1Lの大容量まで勢揃い!
2L、3L・・・・と、もっと大きいものもあります。
様々な用途に対応できるのでとても便利です。
ビーカーくんたちは、いつでも実験をサポートしてくれる心強い名わき役!
(残念ながら、主役になることは少ないけれど・・・。)
食品科学研究室では、50mL~500mL容のサイズの使用頻度が高く、活躍しています。

実験をする時に必要なのが、「正確に測る」という操作です。決められた濃度の試薬を作るとき、中和滴定をするときなどは、正確さが求められる場面です。

残念ながらビーカーの目盛りはあまり正確ではないので、この操作は苦手。

正確に測る時に活躍する器具を3つ紹介します。

 

§2§ ピペット類

駒込ピペット、メスピペット、ホールピペットなどがピペットの仲間です。液体の体積を測るときに使います。

用途によって使い分けますが、一定量を正確に測りたいときには、ホールピペットを使用します。柔軟性は全くありませんが正確さに関しては、他のピペットの追従を許さない絶対的なエース!!
測りたい体積によって、どのサイズのホールピペットを使うかを決めます。「10mL測りたい」という場合は、10mLと表示されたものを使います。10mLと書かれたホールピペットで他の体積を測ることはできません。

その他のピペットについては、またの機会に紹介します。

 

§3§ メスフラスコ

“正確に希釈する”ときには、ホールピペットと共に欠かせない器具です。
「100mLに定容する」や「10倍に希釈する」は、実験書では常套句(じょうとうく)。このフレーズを見たら迷わず、メスフラスコを選びましょう。

小さいサイズは1mL、大きいサイズは2Lまで。メスフラスコもビーカー同様の大家族なのです。

キリン(鶴?)の首のように細くて長いところに線があり(他に目盛りはありません)、この線まで水などの液体を入れると表示されている容量(体積)です。

 

§4§ 分析用電子天びん

実験では、体積だけでなく、重さを量ることもあります。
特に、固体の試薬を溶かして指定された濃度の試薬を作るときには、試薬の重さを正確に計量しなければなりません。そんなときに活躍するのが、電子天びんです。

ここは天びん室。分析用電子天びん専用のVIPルームです。

普段、実験に使用する天びんは、0.1mgまで測定することができます。0.1mgは、1gの10,000分の1の重さです。想像できますか?
この天びん、微量を測定することが得意な反面、重いモノは苦手。200gまでしか計量できません。でも、0.0001g~200.0000gまで、正確に計量できるわけですから、すごいですよね!

 

§5§  その他いろいろ

他にもたくさん紹介したい器具はあるのですが、きりがないので、他の器具はまとめて全員集合!

これは、『基礎化学実験(1年生春学期に開講)』の授業で実験器具を紹介するために陳列したものです。

次の機会には、卒業研究などで使用している特殊な器具を紹介します。

(食品科学研究室)

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