人間栄養学部・人間栄養学科 │ 聖徳大学

“千葉県の水”と歩み続けて12年!

18.03.23


食品科学研究室の佐々木弘子教授が、千葉県水道局の「おいしい水づくり推進懇話会(平成18年度~)」の座長となって12年が経ちました。懇話会には、大学関係者、配水地域の消費者代表、大口消費者代表(オリエンタルランド、サイゼリア、成田空港など)が集まります。水道局の取り組みの進み具合を聞きながら、消費者側からの疑問、意見、要望など活発な質疑応答が行われています。

平成18年度~27年度の10年間にお客様の満足度が大幅に向上しました。おいしい水づくりのための技術的な改革や広報活動などの様々な取り組みの結果、水源の悪さからおいしくない水と言われていた千葉の水が、PET ボトルのミネラルウオーターのおいしさに負けないくらいに美味しくなりました。


↑ インターネットモニターアンケート「飲み水としての満足度」調査結果


↑ 「おいしい水づくり推進懇話会」の様子。この回は塩素臭について利き水の検査もしました。

この結果に満足せず、より安全でおいしい水づくりを進めるために、平成28年度から5年間計画で新たな取り組みが進行中です(「第2次おいしい水づくり推進懇話会(平成28年~32年度)」)。座長を努める佐々木先生も「これからも、安全でおいしい飲み水の確保の大切さを日常の生活で常に忘れずに、この懇話会に携わっていきたい」と決意を新たにされています。
みなさんも、「水道水はおいしくない」ものと思い込まず、水道水を試してみてはいかがですか?

食品科学研究室では、毎年11月に行われる聖徳祭で、“水”をテーマに企画・展示を行っています(「食品学研究」)。掲示やお話しだけでなく、簡単な化学実験の体験コーナーもあります。幼稚園児から大人の方まで、老若男女、楽しく水について理解を深めていただき、毎年、好評を博しています(自画自賛!?)。来年度も楽しい企画を計画しますので、ぜひ聖徳祭にご来場ください。


↑ 聖徳祭:「食品学研究」展示教室の入り口の様子

水道局のマスコットキャラクターのポタリちゃんも「食品学研究」の準レギュラーとして、聖徳祭を盛り上げています。聖徳大学のファイ&リーンとの共演、チーバくんとの奇跡のコラボなど、他では見られない出会いがありますよ。


↑ ポタリちゃんの可愛さをファイとリーンが強調?!( ̄▽ ̄)

(食品科学研究室)

※写真の掲載については、事前に本人の承諾を得ております。

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