卒業生から:★病院に勤務する管理栄養士です★
18.03.20
こんにちは(*^_^*)
台東区の中核病院としての役割を担う400床の急性期病院である「公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院」の栄養科に勤務する管理栄養士の田中里枝(学部13回生)です。
私の病院での仕事は、大きく「給食管理」と「栄養管理」の2つに分けられます。当院の栄養科は、給食業務を外部委託しているため、私は、調理には従事していませんが、配膳前の最終的なチェックや個別対応が必要な患者様のメニュー作成および食事の準備等を行っています。
【病棟からの食事に関する電話応対中】
栄養管理では、食事アセスメントを行なうという役割でチーム医療に関わったり、入院・外来患者様の栄養指導を行っています。
当院は、高齢の患者様が多いため、「本当に食べられているのか」、患者様の摂取状況を私達管理栄養士の眼で確認することを大切にしています。それに加え、BMIや検査値を確認し、栄養管理計画を立て、低栄養などの問題がある患者様に対して、必要なエネルギーおよび栄養素量を、どのような方法であれば補給できるかについて検討し、それを食事に反映させ、患者様の経過をチェックしています。
―「食事アセスメントのない栄養管理なんてありえない」-大学の講義で何度も教えていただいたことを現場で実践しています。
私は、現在のところ、栄養指導では、糖尿病および脂質異常症の患者様を担当しています。
食生活や、食事療法に対する理解度は、人それぞれであることを実感すると共に、患者様が1つでも実行してみようと思えるような提案や、間違った栄養知識の修正および新たに報告された科学的根拠を踏まえた情報提供を通し、患者様の食事療法に、少しでも貢献出来るよう励んでいます!(^^)!
【栄養指導中】
今後は、急速な高齢化に伴う高齢者に対する栄養管理および腎疾患、がん疾患などに対する栄養指導に関して自己研鑽に励みたいと考えています!!
管理栄養士1年目、右も左もわからない状態ですが、上司や先輩方に助けていただき、毎日奮闘しています(^_^)v
※写真の掲載については、事前に本人の承諾を得ております。