【授業紹介】生物学入門Ⅰってどんな授業??
22.03.17
皆さんこんにちは!寒い日が続きますね。
「生物学入門I」のご紹介をします。
管理栄養士のための学びでは、「生化学」や「栄養学」は大きな柱の一つです。
「生物学入門I」は、高校で「基礎生物」「生物」を受講していない人や忘れてしまった人には、「生化学」や「栄養学」への導入として位置づけられる科目です。
授業内容は、主に
- 生体物質と細胞
- 遺伝子とそのはたらき
- エネルギー代謝と呼吸
これらはすべて「生化学」の基礎となる内容で、
またエネルギー代謝と呼吸は、特に食べ物からエネルギーを獲得するしくみについて詳しく学ぶ「基礎栄養学」の理解には、欠かすことのできないものです。
今年の授業形態はオンラインです。
PCや携帯の向こうで受講している学生さんがより理解できるように、
色々工夫しています。
説明は、主にパワーポイントで行っていますが、大切なポイントは蛍光ペンなどで示していきます。
実際に授業で使用したパワーポイントの1例です。
また、受け身になりがちなオンライン授業ですが、メモの時間をとって、
知識の整理をしながら進めます。
もし授業で聞き逃した場合には、学生さんは録画を再視聴することで何回も復習することができます。
こうして学んだ知識の理解度は、次の授業で、小テストを実施してチェックします。
小テストの結果でよく理解できていない点があれば、授業でもう一度、確認の説明を加えていきます。
さらに、学生さんの様子を把握するために、
毎回の授業後に、印象に残ったことやわからなかったことなどを学生さんに書いてもらい、
次回の授業に反映させています。
もし、理科が苦手であるとか、生物を学んでいなかったことで不安を感じているという人がいても、このような意見を聞く機会を設けていますので、安心して授業を受けてくださいね。生物の体は実に巧妙なしくみから成り立ち、精妙そのものです。その不思議に触れて、皆さんの興味が少しでも広がればと念じます。
対面授業のように皆さんと楽しんで学びたいですね!