★臨床栄養学研究室の研究紹介★~3年生が食物アレルギーの勉強をしました~
18.12.20
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管理栄養士は病気の人々、介護を必要とする人々、学校で学ぶ子供たち、保育園で楽しく過ごす園児たちなど、様々な人を対象に食事を提供する仕事をしています。
対象となる人々に「栄養管理された安全な食事」をお出しするのが最も基本的な使命です。
食物アレルギーを持つ方は、どこの職場にもいらっしゃいます。管理栄養士を目指す学生さんには重要となる学びです。
「アレルギー物質の食品表示」の見方の学習、「食物アレルギー用の食品」の試食、これらはアレルギーの献立を立てる時の大切な情報です。
実際に千葉県内で起こった「食物アレルギーのヒヤリハット事例」をもとに、事故を起こさないようにするにはどうしたらいいかをディスカッションしました。活発なディスカッションになりました。学生にとっても身近な問題であるため、「前日に原材料のチェックをする」など具体的な良い意見が出てきました。
班ごとにプレゼンをしました。
「思い込み」「確認不足」「情報の共有不足」等いくつかの共通のキーワードが出てきました。これは安全管理のためのキーワードという気づきになりました。
左が卵の入っていないマヨネーズ、
右が乳の入っていないチーズです。
グルテンフリーの粉「マルチミックス粉」を使って、小麦、卵、牛乳にアレルギーのある方用の料理を考えるのが冬休みの課題です。
美味しいレシピを楽しみにしています。
(臨床栄養学研究室)