【研究室紹介】ゼミ生、頑張ってます。
21.08.12
今回は、公衆衛生学研究室での研究を紹介します!
公衆衛生学研究室の横井ゼミでは、微量ミネラルの不足と過剰について研究しています。
研究室で開発した栄養素の必要量の推定法に関する論文が、ヨーロッパのミネラル・微量元素の専門雑誌に掲載されました✨✨
この方法は、女性の鉄の必要量の推定に応用できます。
今年度のゼミ生は、1人ずつ違ったテーマを持ち、①鉄欠乏性貧血が認知症のリスクを高める可能性、②海藻に含まれる無機ヒ素の安全性などのテーマについて研究しています。
今回はゼミ生2人の声を紹介します!
ゼミ生Oさんの声です。
私は鉄欠乏性貧血が認知症のリスクを高める可能性について研究しています。
英語の論文を読んで、データの解析方法、つまり、どのよう方法で研究が行われて結果が出たのかを理解することが、特に難しいと感じました。しかし、鉄の不足をなくすことで認知症のリスクが低くなるなど、食事や栄養素に関する新しい知識が、疾患の予防や治療に役立つことを知りました。
今後、人間栄養学科の学生が学んでいる食事や栄養素について研究が進めば、疾病を持つ方の役に立つと思います。
ゼミ生Mさんの声です。
私はゼミで、海藻類の無機ヒ素について調べています。
論文を読みながら、その分析方法が、学校の授業で行った実験に結びつく点があるなど、さまざまな教科と関連していることを実感しています。日本人の食生活では海藻類がよく摂取されていることを考えると、海藻類の無機ヒ素について、授業より踏み込んで学ぶことができてよかったと思っています。
論文は英語表記であるので読むのが難しいですが、指導の先生の丁寧な添削や送られた参考資料に助けられ、読み進んでいます。論文から学んだことや、それから考えられることなど、レポートにまとめたいと思います。
ゼミ生の皆さんの頑張っている姿が、目に浮かびます。
引き続き、研究頑張ってください!!