★栄養教諭の免許取得に向けて頑張っています★
20.01.27
人間栄養学科では、栄養教諭と中高の家庭科の教諭免許を取得できますが、今回は栄養教諭取得の授業の様子を少しお伝えします。
皆さんの小学校や中学校には栄養教諭の先生はいましたか?栄養教諭は、給食や学級活動、家庭科、保健体育などの時間に担任や教科担当の先生と一緒に“食”についての指導を行うことができる教員です。子どもたちの健康や成長を食育を通じてサポートする役割を担っています。
今回は栄養教諭取得のための2つの科目について、簡単に紹介します。
◆食教育法Ⅱ◆
「食教育法Ⅱ」は1年生が履修します。授業計画の立て方を学習し、色々な学年やテーマを想定して、受講生を児童に見立てて模擬授業を行います。人前で話すことに緊張してしまったり、設定した学年に合わせた言葉遣いができなかったりと、まだまだ課題が多い状態ですが、4年次の教育実習に向けて成長を応援したいと思います!
↑まずは文科省の資料を見ながら、学年ごとにどのような授業が行われているのか確認。学年によって使ってよい漢字や単位、算数の学習内容なども調べておきます。
↑学年や内容を設定して、授業を行います。黒板の使い方を考えることもとても重要!
◆教職実践演習◆
「教職実践演習」は教育実習を終えた4年生が履修します。皆さんの高校にも教育実習生が来たことと思いますが、その様子を覚えていますか?
この授業では、それぞれの実習の様子を振り返り、理想の教師像に近づくためにはどのような資質や能力が必要かを学びあいます。
下の写真は、教師に必要な資質や能力をグループで話し合ってまとめた例です。
↑理想の教師像は、各グループ様々!でも子どもたちを思う気持ちは共通。
教育実習に行って、教師を目指す気持ちが強くなった学生も多く、表情もだいぶ先生らしくなってきました!!
管理栄養士の勉強もしながら、教員免許を取得することはとても大変ですが、4年生は皆さん、大変よく頑張りました!卒業しても応援し続けたいと思っています。