3・1・2弁当箱法体験セミナー
19.03.28
みなさんこんにちは。
栄養教育学研究室です。
今日は栄養教育論実習の授業内で行った「ごはんの適量を学ぶ『3・1・2弁当箱法』体験セミナー」の様子をご紹介します。
「3・1・2弁当箱法」は弁当箱という私たちに身近なものを使って、1食分として“何をどれだけ食べたらよいか”がひと目でわかり、普段の生活ですぐに実践できる食事法です。
まず、①食べる人にピッタリサイズの弁当箱を選び、②動かないようしっかり詰め、③主食であるごはんと、魚、肉、卵、大豆・大豆製品が主材料となる料理の主菜、野菜・いもが主材料となる料理の副菜を3:1:2の割合で、④同じ調理法が重ならないように、⑤全体をおいしそうに詰めるという“5つのルール”に従うことがポイントです。
学生がごはんとおかずを「3・1・2弁当箱法」に基づいて作られた弁当箱に詰めている様子とおかずの完成写真です。
写真の弁当箱はごはんとおかずが2段式になっていて容量600㎖ なので、ルール通りに詰めると約600kcalになります。20歳女子学生の1日に必要なエネルギー量である1,800~2,100kcalの約1/3に当たります。
「隙間なく詰めるので、仕切りにはアルミカップではなくサラダ菜を使います」と講師の先生から指導していただきました。食べられるのでゴミになりませんね!
ごはんは、おかずと同じサイズの弁当箱にしっかり詰めます。ルール通りに詰めた弁当箱の料理を日常の食器に盛りかえしてみるとしっかり1食分となり、主食のごはんは約2杯分でした!
セミナー後には『食事の目安がわかった』、『重量でなく見た目で分かるので理解しやすかった』、『普段食べているごはんが少ないことに気づいた』などの感想がありました。これからの栄養教育論実習に応用できそうです♪
このセミナーは、公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構による平成30年度 ごはんの適量を学ぶ「3・1・2弁当箱法」体験セミナー事業の実施協力校として本学で行われました。
(栄養教育学研究室)