食品科学実験Ⅱで「ヨーグルト」実習を行いました
18.12.27
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2年生対象の食品科学実験Ⅱでは、味噌、ソーセージ、ジャム、こんにゃくなどの加工食品を作る実験を行います。
今回はヨーグルトを作ります。
材料はもちろん牛乳ですが、
市販のヨーグルトをスターターとして使用します。
スターターとは、ヨーグルトを発酵させるための乳酸菌のことです。
今回使用する市販のヨーグルトはこちら。
あれ?これ、飲むヨーグルトじゃん。と思いませんでした?
これがヨーグルトになってしまうのです。
早速実習スタート!
まずは牛乳に砂糖を加えて65度で30分加熱。殺菌します。
別の班では脱脂粉乳(スキムミルク)と砂糖を水に溶かして加熱しています。
今回は、牛乳のヨーグルトと脱脂粉乳のヨーグルトの2種類作ります。
殺菌が終わったら冷ましてスターターを加えます。
牛乳には、ヨーグルトを
脱脂粉乳には、飲むヨーグルトを
入れてよく混ぜます。
(大事なところなのに写真を撮り忘れました!ゴメンナサイ!)
容器に移していきます。
恒温器に入れて30℃で18時間発酵させます。
18時間経ったら完成です。
ヨーグルトってこんなに簡単にできちゃうのです。
今回は、
牛乳×ヨーグルト
脱脂粉乳×飲むヨーグルト
で、ヨーグルトを作成しました。
完成したものは、どちらも見た目は同じで固まっていました。
飲むヨーグルトから作ったのになぜ?と思いますよね。
実は、飲むヨーグルトはヨーグルトを撹拌して液状にしているだけで、同じものなのです。
では、牛乳ヨーグルトと脱脂粉乳ヨーグルトの味はどう違うかというと…
実習した学生さんに聞いてみると
どちらが好きかは好みが分かれるようです。
加工食品を作る授業は、管理栄養士の養成課程ではカリキュラムに入れていない大学もあります。
調理実習科目に力を入れている聖徳大学ならではの授業ですね。
(食品加工学研究室)