臨地実習Ⅲ・Ⅳ(病院実習)報告会
18.10.04
3年生は、病院での管理栄養士の業務を学ぶために、夏季休暇中に2~3週間の実習をおこないました。疾患・症状に合わせた多種類の病院食の提供方法だけでなく、栄養食事指導やベッドサイドでの栄養管理など幅広いプログラムを体験しました。
実習施設は、大学病院、療養型病床をもつ病院、透析治療に特化した病院-というように各々特色があります。報告会は、実習内容をまとめて発表することで学びを深めるという目的以外に、他施設で実習した学生と経験を共有する目的もあります。
学生自ら考えて実習に臨んだ「研究課題」では、ある班は個々の患者さんに合わせた栄養指導について発表しました。糖尿病患者さんといっても病態や意欲、生活習慣などが異なりますから、栄養指導も同じというわけにはいきません。管理栄養士が患者さんの状況を把握して、それに合わせた指導をしている様子が興味深かったようです。
大学の授業で学んだ「理論」と実習先での「実践」の繋がりを実感し、管理栄養士となる意欲を新たにした学生の姿が印象的でした。
(臨床栄養学研究室)
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