卒業生から:学校給食を作っています!
18.09.03
こんにちは。
給食委託会社で勤務をしている冨田綾子(学部3回生)です。
私は、卒業後約10年間聖徳大学で助手として勤務した後、給食委託会社へ転職、現在は中学校で給食調理員として働いています。
仕事の内容は、ずばり中学生のお昼ご飯を作ること!
給食を提供する時間までに、4~5品の料理を600食分、私を含む8~9人で協力して作っています。毎日朝から食材を切ったり、炒めたり、煮込んだり、いろんな厨房機器を使いながら、作業に当たっています。作業中は異物混入や食中毒が起きないよう細心の注意を払っています。白衣に糸くずがついていないか、帽子から髪の毛が出ていないか、正しい手洗いをしているか、食材や料理の温度管理はきちんとされているかなどを全員が確認し、安心・安全な給食を提供しています。「うちの学校の給食、おいしい!」と言ってもらえるととてもうれしいです。
私の勤める会社では、管理栄養士の資格を持っていても、まずは調理員としての経験を積むところから始まります。献立を作るうえでも、調理員の方々に指示を出す上でも、切り方や調理方法、手順がわかっているのといないのとでは、作業の効率や、出来上がりの精度が変わるのだそうです。
調理員の方々と調理の打ち合わせをする際に、栄養士が作り方をわかっていないなんてことがあると不安になっちゃいますよね(^_^;)
そのことを思うと、他の学校に比べて、調理実習の授業が多いカリキュラムに感謝です。
助手としての約10年の経験も活かせているのかな・・・?
ちなみに、夏休み中、学校給食の調理員は生徒さんと一緒に夏休み……ではないのですよ…
会社によると思いますが、私の勤務する会社は、夏休み中、保養所やホテルなどに派遣されます。私は某大人気遊園地の周囲にあるホテルのレストランでランチやディナーの仕込みなどに従事しています。
さて、もうすぐ夏休みも終わり、給食が始まります。
これからも、生徒の皆さんに、喜んでもらえるおいしい給食を提供できるよう、がんばります!!