心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

精神保健福祉士 実習報告会

18.11.07

精神保健福祉援助実習では、3年生の春休み(2月頃)と4年生の春学期(6月頃)の2回に分けて、精神科医療機関と障害福祉サービス事業所において、それぞれ14日間ずつ実習します。
そこでは、精神障がいのある方との関わりや、現場で働いている精神保健福祉士や他の専門職との関わりを通して、それまでに授業で学んだこと踏まえた実践力を培います。
今回は、2回目の実習の報告会を開催しました。

実習後に行った事例検討では、実習生として経験した事例に対して、他の学生から様々な意見をもらい、改めて自分の実習を振り返ります。その事例検討を踏まえて「実習報告書」としてまとめます。
実習報告会は、10月17日、24日、11月7日の3回に分け、各回5~6名が発表し、実習でどんな事を考え、そこから何を学んだのか、そのプロセスが丁寧に語られました。

2回目の実習とは言え、「精神保健福祉士」としては「たまご」です。患者や利用者との対応、実習先の精神保健福祉士等の「先輩」たちとの対応に、悩んだり戸惑ったりと苦しい報告もあります。一方で患者や利用者から感謝されたり頼りにされたことが励みになったり、と今後の自信に繋がる報告も聞かれました。
また、10月24日は3年生も合流し、4年生の発表を真剣に聞いていました。来年は自分たちが実習生になる、という思いから、的を射た質問も多く聞かれ、3年生にとっても充実した時間になったと思います。

4年生はこの報告会が終わると、いよいよ国家試験受験に向けてラストスパートです。
2回の実習で得られた新たな課題を胸に、「合格」を勝ち取って欲しいと思います。

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