短期大学部・専攻科 │ 聖徳大学

短期大学部・専攻科 │ 聖徳大学

専攻科は、高度な知識と技能を習得するための学びの場です。

専攻科とは、短期大学を卒業した人、またはそれと同等以上の学力があると認められた人が、それぞれの専門分野をさらに深めることを目的とした学びの場です。

専門性に優れた専攻があります。

医療保育専攻(1年)

短期大学を卒業後、少人数教育で専門分野を学ぶ医療保育専攻。
入院、治療、療養中の子どもの保育を学びます。

募集人員 : 5名

入院中や退院後の適切な保育や、病(後)児保育について病院での実習を通して学びます。子どもや家族の生活の質の向上を目指し、保育知識とともに医療や看護の知識を持った 「医療保育のプロ」を育成します。
※入学資格として保育士養成施設等を卒業し、保育士資格を取得していることが必要です。

専攻科の特徴

少人数教育

少人数制で学生と教員の距離が近く、丁寧な個別指導を行える環境にあります。修了論文指導をはじめ、学生一人ひとりの個性を大切にした、きめ細かい教育を行っています。

豊富な専門知識を活かして幅広く活躍

本学の教育はさまざまな分野で高く評価されており、就職において豊富な実績を誇っています。本専攻科修了生も豊かな専門知識を活かして、一般企業、公私立幼稚園・保育所、施設、病院などに就職し、幅広く活躍しています。これまでの実績により企業・各界との太いつながりも生まれています。

教員メッセージ

医療保育専攻主任 教授 宮本茂樹

昭和51年3月 千葉大学医学部卒業、医師、博士(医学)。千葉大学医学部附属病院小児科、日赤医療センター小児科にて研修、千葉県こども病院等に勤務。専門は、小児医学、子どもの保健。聖徳大学短期大学部保育科 教授

病院という特別な環境で、親と離れて過ごさなければならない子どもたちは、想像以上に大きな不安を感じています。治療や検査は痛みを伴うことも少なくありません。入院したことへの不安から、治療が進まないことは、子どもにとってマイナスなことです。子どもの成長・発達を支援し、子どもらしい生活をしながら治療を受けられるように、病気の子どものそばに保育の専門職がいることが強く求められるようになってきています。医療保育の現場では、子どもの心をしっかり受け止め、不安を取り除き治療に前向きになれるように子どもをサポートできる保育が求められます。医療に関する知識、病気の子どものことだけではなく子どもを入院させた親が持つストレスヘの対応や、きょうだいなど家族への心理的サポートをする家族援助も重要になります。医療保育の内容は多岐にわたり、専門知識と実践経験が欠かせません。医療保育専攻では、保育士の資格保有を前提として、病院での実習と数多くの演習を通じて、病気の子どもに適切に対処するために必要な知識と技術を学んでいきます。子どもの状況は日々変化していきますし、病気と関係なく子どもの心身は発達していきます。子どもの変化や発達に適切に対応しながら、必要なサポートの方法、考え方を学びます。退院後の子どもの幸せを思い描いて、医療保育に従事できる専門家の養成を目指しています。

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