人間栄養学部 人間栄養学科

夏バテ予防~栄養素バランスのよい食事で、代謝をあげよう!~

19.08.01

【受験生応援サイト ~受験生のための栄養講座】 No.11

8月になりました。梅雨が明けて、いきなり猛暑日が続く今日この頃です。なんか、近頃疲れて仕方がないという人〜

いっぱい、いるようですね

夏バテで胃腸が弱ってくると食べる量も減り、のど越しの良いさっぱりしたものになりがちです。
また、暑いからとついつい清涼飲料水に手が出てしまいます。このような食生活は、赤信号です

食欲がないからと言って、十分に栄養素がとれていないと、疲労回復も遅れるだけでなく体調をさらに崩しやすくなってしまいます。
このようなときは、冷たいものは避けて、食事にビタミンを多く含む食品を取り入れることが効果的です!

夏バテ予防によいとされている、主なビタミンを紹介します

夏冷えについてはこちらをご覧ください。

〇ビタミンB1

ビタミンB1は体内で、糖質や脂肪がエネルギーに変わるときに、代謝を進める補酵素としての大切な役目をもっています。このためビタミンB1が不足するとエネルギー産生がうまくいかなくなり、全身倦怠や疲労感、浮腫などの症状を引き起こします。また、清涼飲料水1缶(350ml)には、約30gの砂糖が含まれているので、清涼飲料水を多く摂りがちな夏は、いつもより多くのビタミンB1が必要となっています。

【ビタミンB1が多く含まれる食品】

豚肉・ウナギのかば焼き・大豆・胚芽米・レバー

【効率のよい調理法】

水溶性のため、調理すると、煮汁や茹で汁に成分が溶け出します。このため、煮汁も一緒にとれる味噌汁やスープにしたり、汁を逃さない炒め物にしたりするといいでしょう。また、水溶性であることから体内に留まらず、排泄されてしまうので、毎日必要量を食べることも重要です。

【“ビタミンB1”の吸収をよくする栄養素”アリシン”を多く含む食品】

玉ねぎ、ネギ、ニラ、ニンニク

 豚肉などと一緒に調理すると効果的!

アリシンが、ビタミンB1と結合して、アリチアミンに代わります。アリチアミンは吸収がよく、ビタミンB1の疲労回復効果が長持ちする栄養成分です。

〇ビタミンC〇

夏の室内と屋外の温度差は気づかないうちにストレスになっています。ビタミンCは、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの合成にかかわっているので、ストレス時には、必要量が高まり、また免疫力も高めます。この時期は、たくさん摂取したいですね。このほか、体内で最も多いたんぱく質である、コラーゲンづくりに欠かせないビタミンでもあります。

【ビタミンCが多く含まれる食品】

赤ピーマン・ブロッコリー・ジャガイモ・アセロラ・イチゴ・レモン・グレープフルーツ

【効率のよい調理法】

水に溶けやすく熱に弱いので、そのまま生食したり、さっと茹でたりする調理法がおすすめです。

 

夏バテの時こそ、栄養素のバランスが良い献立をたてて、疲労回復を図りましょう。
旬の食材を中心に、様々な食品をとるようにすることが栄養のバランスをよくすることになります
1 食の中に、、黒、白など多くの色が入るように、カラフルな食事を楽しみましょう。
そうすると自然とたんぱく質やビタミンが含まれた、代謝を低下させない食事になります。
おいしそうにも見えるので食欲低下も防げるのではないでしょうか?🧐
また、上級者は、献立に、5つの味、甘み、塩味、酸味、苦味、うま味が入るように工夫すると、自ずとバランスの良い食事が摂れています。

「食べることによって、健康づくり!」

受験生の皆さん、この夏を乗り越えていきましょう

次回は、「カラフルな夏野菜が入ったサッパリカレー」の紹介です。

お楽しみに〜〜

【受験生応援サイト ~受験生のための栄養講座】 No.10の記事は こちら

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