人間栄養学部 人間栄養学科

朝食こそしっかり食べましょう!

19.06.13

【受験生応援サイト ~受験生のための栄養講座~】 No.4

今年も梅雨の時期に入りました。
5月の猛暑はどこへやら、少々寒い日が続いていますが、体調は崩していませんか?

さて、今週から3週にわたって「朝食を食べよう!」をテーマにお送りします。

「早寝早起き朝ご飯」、ご両親はあなたにこのようなことを言われますか?

日本人がおそらくは経験上知っていた「早寝早起き朝ごはん」に科学的根拠を与えたのは、40年近く前の研究でした。

朝食を抜く大学生は、朝食を摂っている学生よりも成績が悪い、という衝撃的な統計結果が示されました(´⊙ω⊙`)

その後文科省が全国レベルで行った小5・中2対象の調査でも、朝食を摂る頻度が高いほど成績が良かったのです✨✨✨

 

さらに「朝食欠食者は」肥満になりやすい、スポーツのパフォーマンスが向上しない、非行に走る子どもの割合が多い、自動車事故を起こしやすいなど多方面の研究結果が発表されました。

それらの現象をもたらすメカニズムの解明は遺伝子レベルにまで進んでいます。

 

地球上に住む多くの動物には、体内時計が備わっています🙋‍♀️⏰

この時計は「活動レベルを午前中に上げ、夜に下げる」という約24時間の日周リズムを作り出しています。

朝、目が覚める頃に副腎皮質ホルモンの分泌がピークに達し、

午前中から昼過ぎにかけて基礎代謝はぐっと上がり、全身の機能が十分に発揮できる状態となります。

午前中の勉強や仕事がはかどるのはこのためです。

この機能は午後遅くなるとどんどん低下し、夜になると休息モードに入ります。

夜の勉強や残業は、実は効率が悪いのです。

しかしこの体内時計、リセットしないとずれていきます。

体内時計を外部からリセットする2大要因が、太陽光朝食です。

ところが現代の生活は、照明器具など電化製品のおかげで、夜に大きくシフトしています。

また、夜の活動時間が長くなると共に、夕食をゆっくりと豪華に楽しむ文化が育まれ、食事のエネルギー比が 朝:昼:夕=1:3:6 くらいになっていることが多いようです。

国民全体の摂取エネルギーはずっと低下し続けているのに糖尿病や肥満の割合は増えています。

その原因のひとつは、消費エネルギーのパターンに食事量のパターンが一致していないことです。

つまり私たちは代謝が低下している1日の終わりにたくさん食べ過ぎているのです。

「朝ヌキ、夜ゴウカ」は肥満の元です。

夜に良質の睡眠を取ることも重要です(@ ̄ρ ̄@)

 

覚醒と睡眠を調節しているセロトニンメラトニンという2つのホルモンは、体内時計のリズムによって分泌されます。

しかもこの2つのホルモンはトリプトファンというアミノ酸から作られるため、たんぱく質の摂取は重要です😊✨

体温を下げ自然な眠りをもたらしてくれるメラトニンは、明るい時に合成が抑制され、暗くなると合成・分泌が促進されます。

体は休もうとしているのに、そこで明るい光を浴びるとメラトニンの合成が抑制され、睡眠のリズムが壊れることになります。若い時期によく眠れないと、発育が障害され、精神の安定を欠き集中力が低下します。

 

そこで朝しっかり食べるためのポイントです❤️

夜に十分休息が取れ、朝お腹が空いている必要があります。

前の夜のご飯を早めに摂り、かつ少なめにする。

② 寝る前に光を浴びない(テレビ、パソコン、スマホ)

③ 朝30分早めに起きて、朝食にかける時間を十分にとる。

④ 起きたらまず水かジュースを軽く一杯飲む

トイレに座る(排便の習慣をつける)

 

近年の研究では、1日の摂取カロリーが同じ場合、朝食に高カロリー・夕食に低カロリーとしたほうが、肥満の人は効果的な体重減少を示し、糖尿病の患者さんでは血糖値の改善が大きかったと報告されています。

食事量の比率を変えるだけで、ダイエットや絶食に頼らず、体重減少が期待できるのです。

 

さあ1日の始まりです!!!!!!!!!

朝食こそしっかり食べましょう。夕食より大事です。

これから使うであろう頭や体にしっかりとエネルギーを補給してから、出かけましょう😊

 

さて、次回は「朝食にぜひとも食べたい食品」です。

お楽しみに〜😊❤️❤️❤️

【受験生応援サイト ~受験生のための栄養講座】 No.3の記事は こちら

【受験生応援サイト ~受験生のための栄養講座】 No.5の記事は こちら

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