音楽学部 │ 聖徳大学

林康子客員教授の公開講座「イタリアの音楽と声」が行われました!

17.07.19

7月1日(土)、音楽学部客員教授の林康子先生による公開講座が香順メディアホールで開催され、学生と大学院生の3人がレッスンを受講しました。ピアノは辻田祐希先生です。

まず3人が以下の曲をそれぞれ演奏したあと、一人ずつのレッスンが始まりました。

1.林 百華(声楽・オペラコース4年)
プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》より 〈あなたの愛の呼ぶ声に〉
2.倉林 公美(大学院博士前期課程2年
プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》より 〈私の名はミミ〉
3.牧田 信乃(大学院博士前期課程2年)
ヴェルディ:歌劇《椿姫》より 〈不思議だわ!~ああ、そはかの人か~花から花へ〉

林先生は、ブレスの取り方や、頬骨より上に響かせるための工夫などを繰り返し丁寧に指導してくださいました。学生たちの演奏はみるみる変わっていきます。

受講した3人は、次のような感想を寄せてくれました。

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「林先生の間近でリアルな声を聴かせていただき、その迫力とパワーに圧倒されました。声を出すのにどれ程のエネルギーを必要とするのか、自分がどれだけ身体を使わなければならないのか、改めて考えることができました。」(林百華さん)

「今回林先生のレッスンを受けさせていただき、とても貴重な経験になりました。先生が横で出してくださる声は光のようなスピードで、間近で体感した響きには圧倒されました。私は、鼻をつまみながら歌うことで、顔や顎の力が抜けて息がスムーズに流れるようになりました。今回のレッスンで、自分の癖や改善点がよりはっきりしたように思います。学ばせていただいた多くの事柄を、これから自分の練習に取り込んでいきたいです。」(倉林公美さん)

「この度は貴重な機会をいただきまして、大変光栄な気持ちで臨みました。林先生のレッスンを受講させていただくのは3回目で、毎回新たな発見がありました。今回のレッスンでも、できる限り多くのことを吸収しようと、とても楽しみにしておりました。息の吸い方、体の使い方、声のイメージ等、先生のおっしゃるように実践すると、自分の声がみるみる変化するのを実感しました。驚きと喜びに溢れた、密度の濃い夢のような時間でした。今後も先生から教えていただいたことを繰り返しよく噛みしめ、日々精進してまいります。」(牧田信乃さん)

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レッスンを受けた学生はもちろん、聴講をした学生たちにとっても、大変貴重な経験となったことでしょう。より深く演奏を追究していく契機にしていただきたいと思います。

なお、夏休み期間中のオープンキャンパス開催日には、三矢直生先生と甲斐栄次郎先生の公開講座が予定されています。どなたでも聴講していただけます。多くの方のお越しをお待ちしております。

三矢直生客員講師公開講座
7月23日(日)13:00~14:30 聖徳大学2号館奏楽堂
甲斐栄次郎客員教授公開講座
8月27日(日)13:00~14:30 聖徳大学1号館香順メディアホール

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お問合せ:聖徳大学音楽学部事務室 Tel. 047-703-0111
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