短期大学部 専攻科

短期大学部 専攻科

専攻科は、高度な知識と技能を習得するための学びの場です。

専攻科とは、短期大学を卒業した人、またはそれと同等以上の学力があると認められた人が、それぞれの専門分野をさらに深めることを目的とした学びの場です。国の認定機関による審査で「学士」の学位が取得可能です。

国の認定機関による審査で4年制大学卒業と同じ
「学士」の学位が取得可能です。

一般に4年制大学卒業時に取得できる「学士」の学位が、聖徳大学短期大学部専攻科でも取得することができます。取得には国の認定機関(大学評価・学位授与機構※)による審査があります。これまで多くの卒業生が学士を取得しています。

「学士」取得の条件

専攻科の各専攻に2年以上にわたり在籍するなど62単位以上修得し、大学評価・学位授与機構※による下記(1)〜(3)の審査に合格する必要があります。
(1)単位認定
(2)学修成果(レポートなど)
(3)試験(小論文または面接)

「学士」取得例

本学専攻科は、全ての専攻で大学評価・学位授与機構※より認定を受けています。

大学評価・学位授与機構※が認定する専攻科(認定専攻科)とは

短期大学および高等専門学校に置かれた専攻科のうち、大学教育に相当する水準の教育を行っていることを機構が認定した専攻科です。学位の取得に必要な単位を修得する機会の拡大を目的としています。
※現 独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構

専門性に優れた3つの専攻があります。

保育専攻 [昼間主コース・夜間主コース](2年)

音楽・図画工作・体育・児童文化・英語といった基礎を学び、健康、人間関係、環境、言葉、表現の各領域について理解を深める。幼稚園や地域で活躍できる指導的な幼児教育者を養成する。

幼稚園や保育所、または地域社会で活躍できる指導的能力と教育研究者としての素養を磨くこと目的としています。幼児の指導に欠かせない音楽・図画工作・体育・児童文化などの基礎的知識や技能を身につけると共に、発達心理学研究、教育心理学研究、障害児教育研究、保育学研究、教育学研究、視聴覚教育研究などの高度な専門科目も学習していきます。また健康、人間関係、環境、言葉、表現の各領域について理解を深め、2年間の研究成果として、修了論文の作成に取り組みます。

募集人員 : [昼間主コース]30名  [夜間主コース]15名

専門性の高い幼児教育指導者を目指します。
■必要科目の知識や技術を高めると共に専門科目への理解を深める。
■高度な専門性を身につけ、指導的能力と教育研究者としての素養を磨く。
■昼夜開講制のため、日中勤務しながらの受講が可能。

医療保育専攻(1年)

入院中の子どもや、病後のケアが必要な子どもたちを、適切に保育し、心身の発達を促す。医療と看護の知識を持った「医療保育のプロ」を育成する。

子どもが病気になった時に持つ不安やストレスを軽減し、治療への意欲を高め、病気の回復を促し、また、退院後社会生活に抵抗なく戻れるようにすることが、医療保育の大きな目的です。そのための保育環境を整え、子どもの病状に合わせた保育活動ができる高度な技術を持つ保育者の養成を目指します。病気の理解と共に医療を学び、医療保育について実践を通し学んでいきます。また医療保育専攻では、修了後1年間の学習期間を経て「学士」の学位と幼稚園教諭一種免許状を取得することが可能です。

募集人員 : 20名

入院、治療、療養中の子どもの保育を学びます。
■保育の専門知識と共に医学や看護の知識を身につけ、医療保育の実際を学ぶ。
■病院での実習や演習を通じ、知識や技術をより高める。
※入学資格として保育士養成施設等を卒業し、保育士資格を取得していることが必要です。

服飾文化専攻(2年)

服飾について各側面からアプローチし、ファッションの総合的なスペシャリストを養成する。衣料管理士1級の資格が取得できる。

服飾文化専攻では、衣料管理士(テキスタイルアドバイザー=TA)1級の資格を取得することができます。衣料管理士とは、消費者から寄せられる衣料に関する苦情などをもとに、その原因を調査し、品質の管理や向上に努めると共に、消費者に喜ばれる商品を企画して販売するプロフェッショナルのことです。消費者ニーズが多様化する中で、アパレル業界などから大きな期待が寄せられています。この資格を取得するには、(社)日本衣料管理協会が厳密に審査した大学や短大などで所定科目を履修しなければなりませんが、数少ないその認定校が本専攻科です。

募集人員 : 10名

ファッションの総合的スペシャリストを目指します。
■時代のニーズを的確に捉え、多彩な角度から服飾を学ぶカリキュラム構築。
■外国論文講読や特別研究など、4年制大学同等レベルの教育指導。

専攻科の特徴

少人数教育

各専攻は1学年10〜30名の少人数制です。学生と教員の距離が近く、丁寧な個別指導を行える環境にあります。修了論文指導をはじめ、学生一人ひとりの個性を大切にした、きめ細かい教育を行っています。

豊富な専門知識を活かして幅広く活躍

本学の教育はさまざまな分野で高く評価されており、就職において豊富な実績を誇っています。本専攻科修了生も豊かな専門知識を活かして、一般企業・公私立幼稚園・保育所・施設・病院などに就職し、幅広く活躍しています。これまでの実績により企業・各界との太いつながりも生まれています。

保育専攻は働きながら学べる 昼夜開講制

社会人が仕事に就きながら学べるように、保育専攻では昼間主コースと共に夜間主コースを開設しています。夜間主コースでは、夜間および土曜日に開講している授業を履修することで、修了することが可能です。ただし、夜間主コースは夜間が中心で、二部(夜間部)ではありません。

教員二種免許状を一種免許状にグレードアップ

専攻科で「学士」を取得することで、短大などで取得した幼稚園教諭、中学校教諭の各二種免許状をー種免許状にグレードアップすることができます。「学士」を取得しない場合でも専攻科を修了すれば、二種免許状をー種にするために必要な実務経験年数や必要な修得単位が軽減されます。

教員メッセージ

保育専攻主任
教授 坂本美知子

聖徳大学大学院児童学研究科修了。日本保育学会、国際幼児教育学会、日本教育方法学会、人間関係学会などの会員。専門は幼児教育・保育学。主な著書「子ども理解と保育実践」(編著)。聖德大字短期大学部保育科 教授

保育専攻の特徴は、昼間主・夜間主コースの開設であることと、いずれのコースにおいても学士の学位と幼稚園教諭ー種免許状の取得が可能なことです。保育専攻の昼間主コースの定員は30名、夜間主コースの定員は15名で、徹底した少人数教育により、双方向性の授業を展開し、幼児教育の場で必要とされる実践的な知識や技能を習得できるよう丁寧な指導を行っています。夜間主コースにおいては、幼稚園や保育所で勤務されている方が、働きながらそれらの取得を目指せます。

2年間の学習成果として「修了論文」を作成します。保育専攻の2年間で培う実践的な能力に加え、修了論文の作成を通して、課題を深く追究する力や、文章構成能力、表現能力などを向上させていきます。幼稚園や保育所では、地域社会あるいは保護者とのコミュニケーションを図ることがますます重要になっています。さらに、社会の変化に対応した保育や子育ての支援なども考えていかなければなりません。保育専攻ではこうしたさまざまなことに対応できるよう、幼児教育・保育に対する視野を広げ、より高度な専門性を身につけた教員・保育士の養成を目指します。

医療保育専攻主任
教授 宮本茂樹

昭和51年3月千葉大学医学部卒業、医師、博士(医学)。千葉大学附属病院小児科、日赤医療センター小児科にて研修、千葉県こども病院等に勤務。専門は、小児医学、子どもの保健。聖徳大学短期大学部保育科 教授

病院という特別な環境で、親と離れて過ごさなければならない子どもたちは、想像以上に大きな不安を感じています。治療や検査は痛みを伴うことも少なくありません。入院したことへの不安から、治療が進まないことは、子どもにとってマイナスなことです。子どもの成長・発達を支援し、子どもらしい生活をしながら治療を受けられるように、病気の子どものそばに保育の専門職がいることが強く求められるようになってきています。医療保育の現場では、子どもの心をしっかり受け止め、不安を取り除き治療に前向きになれるように子どもをサポートできる保育が求められます。医療に関する知識、病気の子どものことだけではなく子どもを入院させた親が持つストレスへの対応や、きょうだいなど家族への心理的サポートをする家族援助も重要になります。医療保育の内容は多岐にわたり、専門知識と実践経験が欠かせません。 医療保育専攻では、保育士の資格保有を前提として、病院での実習と数多くの演習を通じて、病気の子どもに適切に対処するために必要な知識と技術を学んでいきます。子どもの状況は日々変化していきますし、病気と関係なく子どもの心身は発達していきます。子どもの変化や発達に適切に対応しながら、必要なサポートの方法、考え方を学びます。退院後の子どもの幸せを思い描いて、医療保育に従事できる専門家の養成を目指しています。

服飾文化専攻主任
教授 杉本幸子

昭和31年3月杉野学園ドレスメーカー学院卒業、日本ファッション教育振興協会功労賞や全国服飾学校協会服飾教育功労章など受賞。主な研究内容は、教材用パターンメーキングや各種検定試験問題作成、被服学テキスト研究など。聖徳大学短期大学部総合文化学科教授

絶え間なく変化するファッションの世界に素早く対応するために必要な、専門知識と技術を身につける授業を行っています。服飾文化、被服素材、造形、管理、服飾美・心理、消費環境などの各側面から服飾を追究し、専門的な知識を深めると共に、総合的な知識と技術の向上を図ります。

進歩の著しい材料、造形、販売、消費を重視しながら、外国論文講読・特別研究にも取り組むなど、4年制大学と同レベルの幅広い教育研究により、ファッションに関する総合的なスペシャリストを養成します。

服飾分野は、製造工程の空洞化が問題視されていますが、服飾文化そのものが後退しているわけではありません。衣食住といった昔から私たちの生活と切り離せない“衣"の分野では、消費者に的確な情報を伝えたり相談に応じたりする仕事など、まだまだ人材需要があります。服飾に関する高度な知識と技術を身につけて、服飾文化の担い手として活躍できる人材の育成に取り組んでいます。

PAGE TOP