児童学部児童学科

卒業生インタビュー

【小学校教員】小学校教員養成コース2015年卒業 横須賀咲さん

子どもたちの成長を、一緒に喜べる時間は何物にも代えられません。

元々、子どもと関わる仕事がしたいと思っていたのですが、小学校5年次の担任の先生に影響を受けて教師を目指すようになりました。新卒の方だったのですが、本当に面白く、体当たりで私たち子どもにぶつかってくれるような指導が印象的でした。その先生が、一人ひとりのいいところを見つけてくれて学級通信に書いてくれたんですね。それが今でも捨てられなくて、私もああいう先生になりたい、と思い続けています。教師になってからも、先生に少しでも近づきたくて、私も毎月、その月にお誕生日を迎える子どものいいところを学級通信に書いています。でも、最初の頃は褒めることに慣れなかったんです。どんなことを褒めたらいいのかが分からなくて。だけど、当たり前のことでも、褒めると子どもは喜んでくれる、ということを知ってからは上手く褒められるようになったかなと思います。まだ1年目で、なんでも勉強だと思っているので、失敗を恐れずにいろいろな事にチャレンジしたいです。

同じ夢を持った人たちと、一緒に悩んだり話し合ったりしながらお互いに高め合うことができました。

聖徳大学を選んだ理由の一つは、クラス制であるところ。同じ夢を持っている人がたくさん集まっているので、みんなで切磋琢磨して頑張ることができるんです。担任の先生も含めて、一緒に悩んだり話し合ったり、みんなで切磋琢磨しながら小学校の先生を目指せました。私は在学中に小学校教諭の免許状だけでなく、幼稚園教諭の免許状も取得しました。現在2年生の担任をしているのですが、まずは“ちゃんと座る”というところからはじまるので、幼稚園教諭について学んだことが、低学年の指導方法を考えるときに活かせます。教員には豊かな経験が必要になると言われていますが、その点においても、聖徳大学で海外研修など、幅広い経験を積んでいたことが役立ちました。子どもの集中力が切れた時に、「ドイツの2年生を見た時に、手を叩きながら九九を覚えてたよ」という話をすると、子どもが興味を持ってくれたりするんですよ。こういった小話は、授業の中でもいろいろな先生方がお話をしてくださったので、それをよくメモしていました。また、聖徳出身というと「ピアノが弾けるんですね」と言われます。私は、今は音楽の授業は受けもっていないのですが、パッとピアノを弾くこともあるし、2年生は鍵盤ハーモニカを習うので、いろいろと教えてあげられることがあります。在学中に厳しく指導していただいて良かったなと思います。

子どもたちはまさに鏡。
私の姿勢が、そのまま子どもたちに影響するので襟を正して頑張らなきゃって思います。

私が準備を怠ると、子どもたちも勉強できないということをこの一年で知りました。子どもたちは、まさに鏡。私の授業への姿勢が、そのまま子どもたちに出るんです。「椅子をしまって」って言っても、「先生も時々しまわないじゃん」と返ってくる。そういうことをよく見ているんですよね。子どもたちに何かしなさいと言う時は、まずは自分がやらないと。時々私の口調を子どもたちがマネしているのを聞くと、本当にそっくりでびっくりします(笑)。襟を正して頑張らなきゃって。そんな子どもたちの“これができた”とか“あれがわかった”とか、そんなちょっとした成長が、今の私のやりがいです。今日も九九検定の九の段がやっとできた子がいたのですが、それも嬉しかったですね。こういう小さな喜びの積み重ねが、日々の大変さをゼロにしてくれる職業なんだなって思いました。「合格おめでとう!」って、一緒に喜んで、一緒にはしゃいでいられる時間が楽しいです。これからも子どもたち一人ひとりが一時間の授業の中で、何か一つでも「できた!」「わかった!」と思って楽しく成長できることを目標に、教材研究に取り組んでいきたいと思います。


【幼稚園教諭】保育士養成コース2015年卒業 馬場美里さん

「子どもの心を育てられる保育者」を目指して
子どもたちと一緒に成長中です!

小さな頃から2人の妹や従兄弟たちのお世話をすることが大好きでした。また、ピアノも幼い頃から習いつづけてきました。そんな大好きなことを、どちらも活かせる仕事として、ずっと保育士を目指してきました。でも、聖徳大学に在学中の幼稚園での実習を経験し、幼稚園教員への興味も高まってきて、次第に保育士と幼稚園教員を両方やりたいと思うようになりました。そんな私の希望をかなえるべく、児童学科の先生がご紹介くださったのが「認定こども園しらゆり」でした。見学に伺ったとき、園の明るい雰囲気と幼稚園児も保育園児も一緒に園庭で遊ぶ屈託のない元気な様子を見て、すぐに「ここで働きたい!」と思いました。同僚の先生方もとても優しく協力的で、すぐに園に馴染むことができたと思います。私は、在学中は寮生活を送っていましたが、そこでは先輩たちに勉強のこと、就職のこと、なんでも相談することができました。そのときに養ったコミュニケーション力が今、職場でも活かせているのではないかと思います。

1年目で担任を経験。
先輩先生のサポートのおかげで保育者としての自覚が持てました。

認定こども園しらゆりでは、1年目でいきなり年長さんの担任という大役を任されました。私のクラスは23名の子どもがいます。最初は本当に不安でいっぱいでした。でも、聖徳大学の先輩の渡邉茜先生が隣のクラスの担任だったことは心強かったです。この園ではクラスの間の壁がなく、合同で過ごすことが多いので、4月の前半は茜先生の後について、まるで副担任みたいに過ごしていました。とにかく茜先生のやることを見て真似しようと。子どもたちに「うちのクラスは先生が担任だよねぇ?」なんて言われたりして(笑)。そんな中でも茜先生は私が子どもたちの前に出る機会を多く作ってくださり、私の自信を育ててくださいました。4月の終わりぐらいからクラスごとに取り組むことが増え、他の先生方のお力を借りながら、私も担任としての自覚を持って子どもたちと接することができるようになりました。また、働きはじめてすぐに聖徳で学んだことが活かされたことも印象的でした。この園では担任が月に2回クラス便りを発行するのですが、その時に「保育内容指導法Ⅵ」のスケッチブック作りがとても参考になったのです。授業では毎回さまざまな作品を作り、それを写真に撮ってスケッチブックに貼り、感想や作り方をきれいにレイアウトしなければなりません。在学中は、この作業が本当に大変だったのですが、今、クラス便りのレイアウトの参考に役立っています。また、聖徳のピアノの試験はとても厳しかったのですが、そのときの経験のおかげで、保護者のみなさんから褒めていただくこともあります。

一年間で子どもたちも私自身も一緒に成長できたと思います。担任を任せていただいて本当によかったです。

一年間を振り返ると、我ながら成長できたと思います。4月のころは、ただ子どもが好きなお姉さんとして一緒に遊んでいるだけだったように思います。でもだんだんと保育を考えるようになりました。当園は“子ども主体”を大切にしています。遊びでも、「はい、これをやりましょう」ではなく、その遊びを子どもたちがやりたくなるように働きかけをすることを大事にしています。それはとても難しく、いまだに模索中ですが、どうしたら子どもが積極的に関われるか、どうしたらこの遊びをしたがるのだろうかと、一つひとつの子どもたちの心の動きを受け止めて、考えてあげられる保育者になりたいです。子どもたちの成長も驚くほどです。先日お別れ遠足があったのですが、子どもたちだけでグループ分けから、現地でのまわり方を話し合って決めたんです。お互いの良さを分かり補いあえるようにと、考え併せてグループを分け、現地でも力を合わせて計画通りに回ることができました。その大成功は子どもたちにも大きな自信になったと思います。そして、私も子どもたちのおかげで保育者として一歩成長できたことを実感しました。私のクラスはとっても元気で明るい自慢の子どもたちです。


【保育士】保育士養成コース2012年卒業 S・Iさん

成長の過程を身近で感じられる保育士の仕事。
子どもたちの「やる気」を育てる保育を目標にしています。

元々、子どもが好きで、小学生の頃から保育士になりたいと思っていました。今年は4歳児クラスを担当していますが、子どもたちが嬉しそうに近寄ってくる姿を見ると、保育士になってよかったと実感します。保護者からもお迎えのときなどによく相談を受けるのですが、「相談してよかった」と感謝してくださるので、とてもやりがいがあります。想像と違っていたのは、子ども自身でできることがたくさんあったこと。例えば鬼ごっこでケンカしていて、何か言わないとダメかなと思っていたら、自分たちでちゃんとルールを決められたんですよ。給食の先生からプレゼントをもらった時も、自分たちから「お礼にお手紙書きたい」と言い出して。4歳児にできるとは想像できていなかったので、びっくりしました。子どもたちの姿には、発見の連続で、日々驚かされています。これからもじっくり子どもたちと向き合い、自発的に行動を起こせるよう導いていきたいです。

実習での経験があったから「保育士になりたい」という気持ちを再確認できました。

実をいうと私は最初の実習の時、子どもたちにどう接していいかわからず、実習に「怖い」イメージがついてしまったんです。保育士を諦めようと考えたほどでした。それでも頑張れたのは、その後の実習先の保育士さんが私自身とじっくり向き合ってくれて、身につけてきた力をしっかり発揮できるよう応援してくださったから。この時、保育士への決意を新たにすることができました。今思うと当時の私は、小学生時代に抱いた憧れの気持ちのままで、保育の仕事を甘く見ていたのだと思います。それに、「実習をやりとげる」ということに必死で、子どもたちと落ち着いて向き合えていなかったのかもしれません。だからこそ先輩保育士さんの応援が心強かったですし、その時の経験があったからこそ、今こうして子どもたちと向き合えるようになったのだと思います。

大学で言われてきた一つひとつのことを職場で「ああ、そうか」と納得し改めて学ぶことがたくさんあります。

聖徳を選んだのは保育士の就職率が良かったからです。脇目も振らずに入学したので“ピアノに力を入れている”ということも入学後に知りました。練習室で何時間も練習して、その分、できた時の嬉しさは大きかったです。それに、本当は裏方に回りたい性格なのですが、グループワークなどのおかげで「黙っているだけじゃダメだ」と積極的に動けるようになりました。これも自分自身の成長した点だと思います。今、振り返って感じているのは、子どもと目線を揃えることや絵本の読み聞かせの角度など、聖徳で事細かく教えてもらった一つひとつの基礎が、職場で役立っているということ。つくづく感謝しています。苦しい面もありましたが、実習では保育所・幼稚園・施設とそれぞれ雰囲気が異なり、就職後のイメージを描けたので自分に合った職場を見つけることができました。公立保育園を目指して受講した判断推理や数的処理の講座は、コツがつかめて効果絶大でした。点数配分も大きいので、これのおかげで合格できたかもしれません。今は自己研鑽の日々ですが、目標にしているのは「子どものやる気を育てる保育」です。画用紙の端に小さく絵を描いていた子に、上手なんだから大きく描いてごらん、と励ましたら本当に大きく描けて。できないことではなく、できたことを認めてあげることが大切だなと感じました。保育は子どもたちの笑顔を見るたびに「この仕事をして良かった」と思える素敵な仕事です。ぜひ子どもたちの成長の力となってほしいと思います。

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